新装版 --
シモーヌ・ヴェイユ /〔著〕, 冨原眞弓 /編訳   -- みすず書房 -- 2019.10 -- 20cm -- 293p

資料詳細

タイトル ヴェイユの言葉
版情報 新装版
著者名等 シモーヌ・ヴェイユ /〔著〕, 冨原眞弓 /編訳  
出版 みすず書房 2019.10
大きさ等 20cm 293p
分類 135.5
著者紹介 【シモーヌ・ヴェイユ】1909-1943。フランスの思想家。パリのユダヤ系中流家庭に生まれる。アンリ四世校でアランに師事し、パリ高等師範学校を卒業後、哲学教師として各地のリセで教鞭を執る。1934-35年、未熟練女工として工場で働き、労働者の不幸を体験。1936年、義勇軍兵士としてスペイン内戦に参加する。1940年、ナチスのパリ占拠後マルセイユに移住し、古代ギリシア思想、キリスト教、カタリ派、道教、インドやエジプトなどの諸宗教、世界各地の民間伝承について思索した。1942年5月、両親とともに兄アンドレの待つニューヨークに亡命。11月、単身ロンドンに赴き、自由フランス軍の対独レジスタンス運動に加わる。1943年、ロンドン郊外のサナトリウムで死去。死後、アルベール・カミュによって12冊の著作がガリマール社のエスポワール選書から出版された。1988年より、同社『シモーヌ・ヴェーユ全集』全16巻刊行中。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 生前に1冊の著作として書きあげたものをほとんど持たないヴェイユ。自己と他者、神と必然、悪・不幸・十字架、力と社会、正義と芸術…。精選された断章の数々と、未完の戯曲『救われたヴェネツィア』からの抜粋、詩を5つの諸相のもとに編む。
要旨 愛着、嫉妬、競合、憎悪、無関心…人間同士の関係性を規定し、支配するものはなにか。人間の尊厳を奪い貶める不幸が、なぜこの世に存在するのか。純粋な善たる神が、かくも無慈悲な必然に人間を向かわせるのはなぜなのか―生前に一冊の著作として書きあげたものをほとんど持たないヴェイユ。ここに集められた断章の数々―折々に発表された記事、論考、書簡、カイエ(雑記帳)からの―は、その短く烈しい生涯のなかで、ヴェイユが感じ、考え、思考を醸成させていったさまを、いわば、なまのかたちで私たちの前にひろげみせてくれる。読みの多層性をともない、つねに新たな層の発見とともに、世代を超えて手渡されてゆくであろう精選された断章の数々に、晩年に書かれた未完の戯曲『救われたヴェネツィア』からの抜粋、珠玉の詩篇も加え、シモーヌ・ヴェイユの言葉を一冊に。
目次 1 自己と他者;2 神と必然;3 悪・不幸・十字架;4 力と社会;5 正義と芸術
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08860-8   4-622-08860-6
書誌番号 1113729288
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113729288

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 135 一般書 貸出中 - 2065326402 iLisvirtual
公開 135 一般書 貸出中 - 2067458594 iLisvirtual