1979~2011 -- ちくま学芸文庫 --
加藤典洋 /著   -- 筑摩書房 -- 2019.10 -- 15cm -- 430p

資料詳細

タイトル 村上春樹の短編を英語で読む 上
副書名 1979~2011
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 加藤典洋 /著  
出版 筑摩書房 2019.10
大きさ等 15cm 430p
分類 910.268
個人件名 村上 春樹(1949-)
注記 講談社 2011年刊の2分冊
内容紹介 英訳された作品を手がかりに村上春樹の短編世界を読み解き、その全体像を一望する画期的批評。上巻では、「言葉」か「物語」かの二者択一という問いに突き当たった「初期」、はっきりと「物語」に軸足を置くことになった「前期」の作品群をあつかう。
要旨 英訳された作品を手がかりに村上春樹の短編世界を読み解き、その全体像を一望する画期的批評。短編小説からアプローチすることで、村上がそのデビュー時から、どのような課題にぶつかり、固有の困難を自らに課し、それらを克服してきたかが見えてくる―。上巻では、「言葉」か「物語」かの二者択一という問いに突き当たった「初期」、そして、本格長編『羊をめぐる冒険』以降、はっきりと「物語」に軸足を置くことになった「前期」の作品群をあつかう。英語での講義をもとに日本語で書かれた、平明にしてライブ感あふれる一冊。
目次 序 「井戸」の消滅―『ねじまき鳥クロニクル』から『1Q84』へ;第1部 初期 物語と無謀な姿勢(最初の選択―「言葉」か「物語」か;「無謀な姿勢」はどこから来るか―「中国行きのスロウ・ボート」;観念と初心―「貧乏な叔母さんの話」;「耳をすませる」こと―「ニューヨーク炭鉱の悲劇」);第2部 前期 喪失とマクシムの崩壊(卑小な「空白」―「午後の最後の芝生」;強奪と交換―「パン屋再襲撃」;「ないこと」があること、「ないこと」がないこと―「象の消滅」;マクシムの崩壊―「ファミリー・アフェア」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09945-7   4-480-09945-X
書誌番号 1113729318
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113729318

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