教育のことばを問い直す --
今津孝次郎 /著   -- 新曜社 -- 2019.10 -- 19cm -- 262p

資料詳細

タイトル いじめ・虐待・体罰をその一言で語らない
副書名 教育のことばを問い直す
著者名等 今津孝次郎 /著  
出版 新曜社 2019.10
大きさ等 19cm 262p
分類 370.4
件名 教育 , 認知言語学
著者紹介 1946年、徳島県生まれ。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士課程満期退学、博士(教育学、名古屋大学)。三重大学助教授、英国オープンユニバーシティおよびロンドン大学キングスカレッジ客員研究員、名古屋大学教育学部附属中・高等学校長を歴任。現在、名古屋大学名誉教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:教育を語る「ことば」の乱雑さ. 「教育言説」という視点. 「心の教育」という言説. 「体罰は必要だ」という言説. 子どものSOSサインを見逃し続けた40年. 「いじめ防止対策推進法」の意義と限界. 平仮名三文字で「いじめ」問題を語らない. 「青年前期」の子どもに「寄り添う」教師. 教員の「ストレス」と対処法としての「協働性」. 「チーム学校」の光と影. 教育言説とエンパワーメント
内容紹介 いじめはあってはならない、しつけをしただけで虐待はしていない、体罰は必要だ…。教育問題をめぐる「ことば」の曖昧さが、問題を深く掘り下げる妨げとなる。「ことば」を吟味し、「答え」よりも「問い方」を問うことの重要性を指摘する。
要旨 いじめはあってはならない―しつけをしただけ、虐待ではない―体罰は必要だ―「ことば」は暗黙のうちに一定の意味や価値判断を帯びている。教育問題をめぐる「ことば」の曖昧さが、問題を深く掘り下げる妨げとなる。「ことば」を吟味し、答えよりも問い方を問わねばならない。教育に責任のある大人のエンパワーメントのために。
目次 序 教育を語る「ことば」の乱雑さ―「児童虐待」の論じ方;1 教育を語る「ことば」に注目する―「教育言説」の視点(「教育言説」という視点;「心の教育」という言説;「体罰は必要だ」という言説);2 「ことば」を通して教育問題を深く捉える―「いじめ」問題の問い直し(子どものSOSサインを見逃し続けた40年;「いじめ防止対策推進法」の意義と限界;平仮名三文字で「いじめ」問題を語らない);3 教師と学校組織を見つめ直す「ことば」―「協業」としての教職をいかに創造するか(「青年前期」の子どもに「寄り添う」教師;教員の「ストレス」と対処法としての「協働性」;「チーム学校」の光と影);結 教育言説とエンパワーメント
ISBN(13)、ISBN 978-4-7885-1651-9   4-7885-1651-9
書誌番号 1113730103
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113730103

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