シュンペーター『経済発展の理論』を読み直す -- いま読む!名著 --
小林大州介 /著   -- 現代書館 -- 2019.10 -- 20cm -- 237p

資料詳細

タイトル スマートフォンは誰を豊かにしたのか
副書名 シュンペーター『経済発展の理論』を読み直す
シリーズ名 いま読む!名著
著者名等 小林大州介 /著  
出版 現代書館 2019.10
大きさ等 20cm 237p
分類 331.72
件名 経済発展の理論
個人件名 シュンペーター,ヨーゼフ・アロイス
注記 文献あり
著者紹介 1974年、北海道生まれ。北海道大学文学部卒業。北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。北海道大学経済学研究院助教を経て、現在、北海道大学経済学研究院地域経済経営ネットワークセンター研究員。専門はシュンペーター学説史、イノベーション論。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 スマートフォンに象徴されるICTパラダイムが、どのように経済を発展させたのか検証。その発展が生み出していく格差の構造を解き明かし、資本主義の不安定性から社会主義への移行にまで言及していた後期シュンペーターの先見性を再評価する。
要旨 二一世紀に入ってもなお二〇世紀異端の経済学者シュンペーターに関する書籍が多いのは、彼のキー理論である「イノベーション」が経済学のみならず、経営理論、企業行動、資本主義社会に関して考えるとき、きわめて現代的な意味合いを持ってくることが理由だ。本書は「イノベーション」を考える切り口として、現代人の生活を根本から変えようとしているスマートフォンに焦点を絞っていく。前半は、スマートフォンに象徴されるICTパラダイムが、どのように新たな企業や経営スタイルを生み出し、経済を発展させ私たちの生活を豊かにしてきたのかを考えながら、「イノベーション」理論の現代性を確認していく。後半では、その発展が必然的に生み出していく格差の構造を解き明かし、資本主義の不安定性から社会主義への移行にまで言及していた後期シュンペーターの先見性を再評価していく。
目次 序章 異端の経済学者シュンペーター;第1章 携帯電話産業の進化―イノベーションとは何か;第2章 スマートフォンが生み出した利潤とは―『経済発展の理論』の読み方;第3章 スマートフォン時代と経済発展―生活はどのように豊かになったか;第4章 スマートフォンは格差を拡大するか―イノベーションの功罪;終章 イノベーションが導く未来とは
ISBN(13)、ISBN 978-4-7684-1017-2   4-7684-1017-0
書誌番号 1113730135
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113730135

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