広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実 --
秋山千佳 /著   -- KADOKAWA -- 2019.10 -- 20cm -- 252p

資料詳細

タイトル 実像
副書名 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実
著者名等 秋山千佳 /著  
出版 KADOKAWA 2019.10
大きさ等 20cm 252p
分類 327.85
件名 少年教護-広島市
個人件名 中本 忠子
注記 文献あり
著者紹介 1980年生まれ。東京都出身。ジャーナリスト。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。記者として大津、広島の両総局を経て、大阪社会部、東京社会部で事件や教育などを担当。2013年に退社し、フリーに。九州女子短期大学特別客員教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 偶像化された者は、その虚像に囚われ続けなければならないのか?圧倒的な善行を施すひとりの女性。だが、その原点は一切謎に包まれていた。秘してきた情と業に迫り、偶像を求め、作り、弄ぶ時代を撃つ渾身のルポルタージュ。
要旨 本名よりも「ばっちゃん」の通称で知られる女性、中本忠子。彼女は広島市にあるアパートを拠点に約四十年にわたり、非行少年をはじめ、生きづらさを抱える人たちに無償で手料理を提供し、生活の立て直しを支援し続けてきた。その圧倒的な善行はメディアに取り上げられ、意に反して急速に聖人化される。ところが、肝心の活動の動機は一切謎のままだった。本人、親族、そして“家”に集う人々へ取材を重ね、秘してきた“情と業”に初めて迫る。それは、偶像を求め、作り、持ち上げては貶める時代の闇を払うことでもあった!渾身のルポルタージュ!!
目次 序章 「ばっちゃん」と「中本忠子」―二十五秒のスピーチを聞いて;第1章 基町の家―卵焼きを囲んで;第2章 孤独と空腹―立ち直りのために「立て直す」;第3章 「木に登ったが下りられず」―ドーナツの穴を埋め続けて;第4章 平和都市ヒロシマの足下―人々は見捨てられてきた;第5章 母の背中―息子も里親になった;第6章 ルーツ―お嬢様から“母”に;第7章 遠いところで―祈りは皿に込められた;終章 家族―よその子であれ、わが子であれ
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-108615-5   4-04-108615-9
書誌番号 1113732767

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都筑 公開 Map 289/ナ 一般書 利用可 - 2065398667 iLisvirtual