農耕がもたらしたもの --
設楽博己 /編   -- 雄山閣 -- 2019.10 -- 22cm -- 259p

資料詳細

タイトル 農耕文化複合形成の考古学 下
各巻タイトル 農耕がもたらしたもの
著者名等 設楽博己 /編  
出版 雄山閣 2019.10
大きさ等 22cm 259p
分類 210.27
件名 弥生式文化時代 , 日本-農業-歴史-原始時代 , 日本-遺跡・遺物
注記 欧文タイトル:Agricultural Culture Complex
著者紹介 1956年群馬県生まれ。静岡大学人文学部卒業後、筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程単位取得退学。国立歴史民俗博物館考古研究部助手、同助教授、駒澤大学文学部助教授、教授を経て、現在東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(文学)。主な著作『弥生文化形成論』(塙書房、2017年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:東北アジアにおける土器製作技術の広がりと農耕の伝播 宮本一夫著. 中国遼寧地域における新石器時代から青銅器時代の土器の器種組成の変化 石川岳彦著. 朝鮮半島・青銅器時代の土器編年と組成変化 中村大介著. 再論・穀物農耕開始期の器種構成比率 藤尾慎一郎著. 岡山平野における土器組成と農耕の展開 山口雄治著. 徳島平野の動向からみた縄文から弥生への変化 中村豊著. 東海地域西部における縄文/弥生移行期の土器組成 永井宏幸著. 壺形土器の減少と水稲耕作の相関性に関する検討 轟直行著. 縄文から弥生への植物資源利用の変遷 佐々木由香著 能城修一著. 縄文時代から弥生時代にかけての植生への人為干渉の変化 百原新著 工藤雄一郎著. ヒエはなぜ農耕社会を生み出さなかったのか? 那須浩郎著. 縄文時代におけるマメ科植物栽培の社会的ポテンシャル 山田康弘著. 環状盛土造営社会から再葬墓造営社会へ 小林青樹著. 同位体分析による弥生時代の水稲利用の評価にむけて 米田穣〔ほか〕著 菊地有希子〔ほか〕著 那須浩郎〔ほか〕著. 東北北部地域における弥生時代の食性復元 國木田大著. 縄文時代後期~弥生時代の植物利用と土器組成 設楽博己著 守屋亮著 佐々木由香著
内容紹介 農耕文化の形成が土器にどのような変化をもたらし、また、農耕を含む植物利用が、文化や社会にどのような影響を与えたのだろうか。レプリカ法による全国的な調査結果をもとに、新たな弥生農耕文化の形成過程を描く。
要旨 レプリカ法による全国的な調査成果をもとに、新たな弥生農耕文化の形成過程を描く。農耕文化の形成が土器にどのような変化をもたらし、また、農耕を含む植物利用が、文化や社会にどのような影響を与えたのだろうか。
目次 第1章 東アジア・土器からみた農耕の伝播(東北アジアにおける土器製作技術の広がりと農耕の伝播;中国遼寧地域における新石器時代から青銅器時代の土器の器種組成の変化;朝鮮半島・青銅器時代の土器編年と組成変化);第2章 日本列島・農耕と土器組成の変化(再論・穀物農耕開始期の器種構成比率;岡山平野における土器組成と農耕の展開;徳島平野の動向からみた縄文から弥生への変化;東海地域西部における縄文/弥生移行期の土器組成―壺形土器をかんがえる;壺形土器の減少と水稲耕作の相関性に関する検討―弥生時代中期から後期の下総台地を対象として);第3章 植物利用の変化(縄文から弥生への植物資源利用の変遷;縄文時代から弥生時代にかけての植生への人為干渉の変化―房総半島北西部、市川市道免き谷津遺跡の事例);第4章 農耕と文化・社会の変容(ヒエはなぜ農耕社会を生み出さなかったのか?;縄文時代におけるマメ科植物栽培の社会的ポテンシャル;環状盛土造営社会から再葬墓造営社会へ―アワ・キビ農耕の出現と社会変革;同位体分析による弥生時代の水稲利用の評価にむけて―同位体生態学的な背景と実験水田における基礎研究;東北北部地域における弥生時代の食性復元);総論 縄文時代後期~弥生時代の植物利用と土器組成
ISBN(13)、ISBN 978-4-639-02667-9   4-639-02667-6
書誌番号 1113733576

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