リチャード・パワーズ /著, 木原善彦 /訳   -- 新潮社 -- 2019.10 -- 20cm -- 674p

資料詳細

タイトル オーバーストーリー
著者名等 リチャード・パワーズ /著, 木原善彦 /訳  
出版 新潮社 2019.10
大きさ等 20cm 674p
分類 933.7
注記 原タイトル:The Overstory
著者紹介 【リチャード・パワーズ】1957年イリノイ州エヴァンストン生まれ。イリノイ大学で物理学を専攻、のちに文学に転向する。文学修士号を取得後、プログラマとして働くが、アウグスト・ザンダーの写真と出会ったのをきっかけに退職、デビュー作となる『舞踏会へ向かう三人の農夫』(1985)を執筆し、各方面で絶賛を浴びる。現代アメリカにおけるもっとも知的で野心的な作家の一人。9作目の長篇『エコー・メイカー』(2006)で全米図書賞を受賞。2018年の本作でピュリッツァー賞を受賞。著書に『囚人のジレンマ』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 2019年度ピュリッツァー賞受賞作。絶滅の危機に瀕した巨木の「声」に召喚された名もなき人々。国家と巨大企業に、身のほど知らずの戦いを挑む彼らの運命は?南北戦争前のニューヨークから20世紀後半のアメリカ西海岸の「森林戦争」までを描き切る。
要旨 南北戦争前、アメリカ中西部で、ある男が庭に栗を植えた。四世代に亘り撮影しつづけた一本の栗の木の写真を、一族の末裔である芸術家が相続する。不遇を託っていた彼が出会ったのは、セックスとドラッグに溺れたあげくうっかり感電死し、たまたま蘇生した女子大生。自分が生き返ったのは「光の精霊」のおかげだと信じている彼女に導かれ、ともに西を目指す。そこには高さ百メートル近いレッドウッド(セコイア)が聳え、大陸最後の手つかずの森が、野蛮な開発の危機にさらされていた―。樹木同士のコミュニケーションを発見する聴覚障害の科学者、中国からの移民の父を自死で喪った女性技術者、撃墜され大木に救われた空軍兵士、筋金入りの動植物好きの心理学者…互いに見知らぬ人々が、巨木の「声」に召喚され、原始林を救う戦いに集結する。現代アメリカ文学の旗手パワーズによる最新巨篇。2019年ピュリッツァー賞受賞作。
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-505876-0   4-10-505876-2
書誌番号 1113733799
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113733799

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