十人十色の終活 --
石村きみ子 /著   -- 国書刊行会 -- 2019.10 -- 20cm -- 254p

資料詳細

タイトル 光源氏と女君たち
副書名 十人十色の終活
著者名等 石村きみ子 /著  
出版 国書刊行会 2019.10
大きさ等 20cm 254p
分類 913.36
件名 源氏物語 , 高齢者
個人件名 紫式部
注記 文献あり
著者紹介 三重県伊勢市生まれ。國學院大學文学部卒業。文化出版局、講談社編集部にて女性誌、書籍の編集を担当。フリー編集者として『ビジュアル源氏物語』(デアゴスティーニ・ジャパン)の企画、コラムを担当。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 誰にも避けられない「老い」。『源氏物語』の登場人物のシルバー以降を丹念に取り上げ、人生の終焉まで原文からすくい上げる。『源氏物語』の本筋である華やかな恋愛物語部分である登場人物の若き日々にも触れる。
要旨 誰にも避けられない「老い」。本書では『源氏物語』の登場人物の老後を丹念に取り上げ、人生の終焉までを見届けております。『源氏物語』の本筋である、若く華やかな恋愛の日々にも触れ、通読していない方には『源氏物語』を読み終えた満足感を、読み終えた方には、原文の良さを再確認できる読み応えのある一冊!
目次 光源氏は愛妻紫の上を看取った後、一人で「老い」の始末をする;桐壺帝に見る安泰な終活の秘策;弘徽殿女御は夫(帝)の逝去後、権勢を掌握するも不平不満の終活?;藤壺は光源氏のマドンナ、驚く中年期の変貌;空蝉の一言が、光源氏の一生の良薬となる;六条御息所は『老い』の果報を得る前に、妄執を抱いたまま旅立つ;末摘花はピュアな心を失わず、光源氏の老人ホーム?で平穏な老後;玉鬘は平安のシンデレラ、順調なはずが予想外の中年のおばさん振り;朧月夜がみせる恋と人生の鮮やかな結末、あっぱれな終活;紫の上は愛する光源氏と「共白髪」の老後を過ごせなかった無念さが哀れ;花散里は平安のキャリアウーマン、見事に自立した終活;明石の君は所詮愛人、という重石がとれて色香も捨てて気楽な老後;女三の宮の降嫁は光源氏初老の四十歳の時、若返った源氏の行く末;頭の中将と光源氏の「男の友情」は終活を豊かなものにする;大宮は元皇女、息子と婿に振り回されつつも、品位ある良きおばあさん像;老後の無い、若年死の三人(夕顔、葵の上、柏木)への、作者紫式部の優しさ
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-06336-6   4-336-06336-2
書誌番号 1113734195
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113734195

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