研究叢書 --
藤田保幸 /著   -- 和泉書院 -- 2019.9 -- 22cm -- 596p

資料詳細

タイトル 複合助詞の研究
シリーズ名 研究叢書
著者名等 藤田保幸 /著  
出版 和泉書院 2019.9
大きさ等 22cm 596p
分類 815.7
件名 日本語-助詞
注記 索引あり
著者紹介 龍谷大学文学部教授。博士(文学)。主要著書・論文:『国語引用構文の研究』『引用研究史論』、共編『複合辞研究の現在』『形式語研究の現在』、編著『形式語研究論集』『言語文化の中世』(いずれも和泉書院)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:複合辞研究の立場. 複合辞が複合辞であるための共時的条件. 引用形式の複合辞への転成について. 複合辞の連体形式について. ~ごとに. ~拍子に. ~として. ~とあって. ~にしても. ~〈よ〉うと/〈よ〉うが. ~ものなら. ~となると. ~わりに. ~はおろか. ~からして. ~に至っては. ~に限って. ~に限らず. 「~について」「~につき」. ~に比べて. ~に伴って. 「形式名詞」再考. 接続助詞的に用いられる「~あげ〈に〉」について. 「折り紙をつける」という言い方をめぐって. 「名詞慣用句」について
要旨 本書は、複合辞のうち、もっぱら複合助詞(助詞的複合辞)を中心に研究を進めて来た著者の複合辞研究を集成するものである。第1章は総論で、複合助詞研究全般にかかわる基本事項が述べられる。第2章では、個別の複合助詞を取り上げて、その表現性が詳しく記述される。第3章には、複合辞に隣接する形式についての考察、最後の付章には、関連して名詞慣用句などに関する論を収める。特に、これまでの複合辞研究ではあまり明確でなかった、共時論的な見方で複合辞を考察するという新たな立場、個々の複合辞の記述に立脚した著者独自の考え方が一貫されている。
目次 第1章 総論(はじめに―複合辞研究の立場;複合辞が複合辞であるための共時的条件―動詞句由来の複合辞を中心に ほか);第2章 各論(一)―複合助詞表現の諸相(「~ごとに」―雨がふるごとに、暖かくなる;「~拍子に」―転んだ拍子に、腰を打った ほか);第3章 各論(二)―複合助詞に隣接する形式の研究(「形式名詞」再考―佐久間鼎「吸着語」の再検討を通して;接続助詞的に用いられる「~あげく(に)」について―単一転成辞形式の一事例研究);付章 慣用句の研究(「折り紙をつける」という言い方をめぐって;「名詞慣用句」について)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0918-1   4-7576-0918-3
書誌番号 1113734213
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113734213

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 815.7/16 一般書 利用可 - 2067484811 iLisvirtual