トーマス・ベルンハルト /〔著〕, 岩下眞好 /訳   -- みすず書房 -- 2019.11 -- 20cm -- 385p

資料詳細

タイトル 破滅者
著者名等 トーマス・ベルンハルト /〔著〕, 岩下眞好 /訳  
出版 みすず書房 2019.11
大きさ等 20cm 385p
分類 943.7
注記 原タイトル:WITTGENSTEINS NEFFE
注記 「ヴィトゲンシュタインの甥」(音楽之友社 1990年刊)と「破滅者」(音楽之友社 1992年刊)の合本
著者紹介 【トーマス・ベルンハルト】20世紀のオーストリア文学のみならず世界文学を代表する作家・劇作家。1931年、オランダのマーストリヒト近傍に生まれる。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で音楽と演劇を学ぶ。1957年に詩集『地上で、そして地獄で』でデビュー、その後小説『凍』(1963)『石灰工場』(1970)、自伝的5部作『原因』(1975)『地下室』(1976)『呼吸』(1978)『寒さ』(1981)『ある子供』(1982)などを発表し、独特の作風を確立する。劇作家としても『座長ブルスコン』(1984)『リッター、デーネ、フォス』(1984)『ヘルデンプラッツ』(1988)など多数の作品がある。邦訳書に『消去』『私のもらった文学賞』(以上、みすず書房)『石灰工場』(早川書房)『凍』『アムラス』(以上、河出書房新社)『ある子供』『原因』(以上、松籟社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ヴィトゲンシュタインの甥. 破滅者
内容紹介 グレン・グールドを主人公のひとりにした『破滅者』および『ヴィトゲンシュタインの甥』の2編を新たに刊行。実名の音楽家や芸術家を織り交ぜながら、著者の回想の形式で進行する、ベルンハルトの真骨頂をしめす傑作小説。
要旨 晩年の代表作『消去』(1986年)の数年前に書かれて話題を呼んだ二作、『ヴィトゲンシュタインの甥』と『破滅者』を一冊にして新たに刊行。『甥』は、ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインをおじにもち、ルートヴィヒともども数奇な生涯を生きたヴィトゲンシュタイン家の最後の人で、狂気と破滅と隣り合わせの人生をおくりながら無類の音楽通として知られた人物の姿を、ウィーンという土地と歴史を背景に描いたもの。『破滅者』はグレン・グールド(刊行の前年1982年に没)および、グールドが「破滅者」と呼んだヴェルトハイマーを主人公に、“ゴルトベルク変奏曲”を全体に通底させながら展開する。実名の音楽家や芸術家を織り交ぜながら、著者の回想の形式で進行する、ベルンハルトの真骨頂をしめす傑作小説。
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08846-2   4-622-08846-0
書誌番号 1113737422
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113737422

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山内 公開 Map 943/ヘ 一般書 利用可 - 2065503240 iLisvirtual