『赤光』百首 -- 講談社文芸文庫 --
塚本邦雄 /〔著〕   -- 講談社 -- 2019.11 -- 16cm -- 364p

資料詳細

タイトル 茂吉秀歌
副書名 『赤光』百首
シリーズ名 講談社文芸文庫
著者名等 塚本邦雄 /〔著〕  
出版 講談社 2019.11
大きさ等 16cm 364p
分類 911.162
個人件名 斎藤 茂吉
注記 講談社学術文庫 1993年刊の再刊
内容紹介 前衛歌人にして第一級の批評家・塚本邦雄が、近代短歌の巨星・斎藤茂吉の第一歌集『赤光』から100句を厳選・鑑賞を施し、日本詩歌のあるべき姿を追究した歴史的名著。アララギ派一門とは別角度から歌本来の魅力を縦横に論じる。
要旨 人人は茂吉の、一見難解で、一読非情な作品に、いつとは知らず魅せられ、つひにはこれの擒となる―近代短歌の巨星・斎藤茂吉(一八八二~一九五三)の一万四千百八十首から、前衛歌人・批評家が五百首を精選、解説・鑑賞を施した『茂吉秀歌』。本巻では第一歌集『赤光』からの百首を採った。アララギ派一門とは別角度から蛮勇をふるい、歌本来の魅力を縦横に論じた歴史的名著。
目次 ひた走るわが道暗ししんしんと堪へかねたるわが道くらし(悲報來);ほのぼのとおのれ光りてながれたる螢を殺すわが道くらし(同前);氷きるをとこの口のたばこの火赤かりければ見て走りたり(同前);赤彦と赤彦が妻吾に寝よと蚤とり粉を呉れにけらずや(同前);罌粟はたの向うに湖の光りたる信濃のくにに目ざめけるかも(同前);鳳仙花城あとに散り散りたまる夕かたまけて忍び逢ひたれ(屋上の石);天そそる山のまほらに夕よどむ光りのなかに抱きけるかも(同前);屋根にゐて微けき憂湧きにけり目したの街のなりはひの見ゆ(同前)〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-517874-4   4-06-517874-6
書誌番号 1113737433
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113737433

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