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【図書】 わたしと世界を象ることば

昭和一〇年代の石川淳作品とその周辺 --
若松伸哉 ／著   -- 翰林書房 -- ２０１９．１０ -- ２２ｃｍ -- ２３９ｐ

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タイトル わたしと世界を象ることば
副書名 昭和一〇年代の石川淳作品とその周辺
著者名等 若松伸哉 ／著  
出版 翰林書房 ２０１９．１０
大きさ等 ２２ｃｍ ２３９ｐ
分類 910.263
件名 日本文学－歴史－昭和前期
個人件名 石川　淳（１８９９－１９８７）
注記 索引あり
注記 奥付のタイトル関連情報（誤植）：昭和一〇年代の石川淳とその周辺
著者紹介 １９７６年静岡県浜松市生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒業。同大学大学院文学研究科日本文学・日本語専攻博士後期課程修了。博士（文学）。愛媛大学教育学部国語教育講座准教授を経て、現在愛知県立大学日本文化学部国語国文学科准教授。石川淳・太宰治に関わる研究のほか、「安重根へのまなざし－漱石「門」と鴎外訳「歯痛」－」（『日本近代文学』２００５・５）などの研究論文がある。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容 内容：昭和一〇年代の幕開け．　多重化する〈わたし〉の試み．　下層民を描く位置．　漂泊の強度．　芥川龍之介の影を追う．　再生の季節と作家．　グロテスクな愛の射程．　〈歴史と文学〉のなかで．　オルタナティブな歴史の語り方．　焼跡からの出発
要旨 戦時下となる昭和一〇年代。文学者はどのように人間、そして世界を描いたのか。変動する時代状況と石川淳・太宰治・坂口安吾たちの文学作品との結節点をさぐる。
目次 昭和一〇年代の幕開け；第１部　昭和一〇年、石川淳の登場と初期作品（多重化する“わたし”の試み―石川淳「佳人」；下層民を描く位置―石川淳「貧窮問答」；漂泊の強度―石川淳「葦手」；芥川龍之介の影を追う―石川淳「普賢」と安吾・太宰）；第２部　戦時下の石川淳・太宰治・坂口安吾（再生の季節と作家―太宰治「富嶽百景」；グロテスクな愛の射程―坂口安吾「紫大納言」；“歴史と文学”のなかで―石川淳『森鴎外』；オルタナティブな歴史の語り方―太宰治『右大臣実朝』）；焼跡からの出発―石川淳「焼跡のイエス」
ISBN(13)、ISBN 978-4-87737-448-8　　 4-87737-448-5
書誌番号 1113739403

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