その先に構想する、支えあう福祉国家 --
ヤシャ・モンク /〔著〕, 那須耕介 /訳, 栗村亜寿香 /訳   -- みすず書房 -- 2019.11 -- 20cm -- 229,48p

資料詳細

タイトル 自己責任の時代
副書名 その先に構想する、支えあう福祉国家
著者名等 ヤシャ・モンク /〔著〕, 那須耕介 /訳, 栗村亜寿香 /訳  
出版 みすず書房 2019.11
大きさ等 20cm 229,48p
分類 364
件名 福祉国家 , 政治社会学 , 責任
注記 原タイトル:THE AGE OF RESPONSIBILITY
注記 索引あり
著者紹介 【ヤシャ・モンク】1982年ドイツのミュンヘン生まれ。ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジを卒業後、ハーヴァード大学で博士号(政治学)を取得。ハーヴァード大学公共政策学講師を経て、現在ジョンズ・ホプキンズ大学国際関係研究所准教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 自己責任論は正論のようにも響くが、実は深刻な錯誤を抱えている。善意の責任否定論は弱者を劣位に置く。自己責任論について、社会の構築と運営という広範で現実的な目的に即して、それが何を誤り、損なっているのかを精緻な分析によって示す。
要旨 貧困、病気、さらには紛争地に赴いた記者の行為に至るまで、あらゆることに言われるようになった自己責任。人々の直感に訴え正論のようにも響くため、根拠が曖昧なまま濫用されてきた。本書はこのような自己責任論について、社会の構築と運営という広範で現実的な目的に即して、それが何を誤り、損なっているのかを精緻な分析によって示した、おそらく初めての本である。福祉国家の本来の目的とは何だったか。自己責任論が覆い隠してきたこの原点への顧慮を喚起し、自己責任の時代から離脱するための基盤となる一冊。
目次 序―自己責任の台頭;第1章 責任の時代の起源(政治;哲学 ほか);第2章 責任の時代の福祉国家(「矛」と「盾」に直面する;責任追随的な制度と責任緩和的な制度 ほか);第3章 責任の否定(運か責任か;道徳的責任が運に打ち勝つ可能性 ほか);第4章 責任に価値を認める理由(自己への責任;他者への責任 ほか);第5章 ある肯定的な責任像(前制度的な責任;制度上の価値 ほか);結語―自己責任の時代を越えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08832-5   4-622-08832-0
書誌番号 1113739731
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113739731

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