その限界と未来 -- 幻冬舎新書 --
萱野稔人 /著   -- 幻冬舎 -- 2019.11 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル リベラリズムの終わり
副書名 その限界と未来
シリーズ名 幻冬舎新書
著者名等 萱野稔人 /著  
出版 幻冬舎 2019.11
大きさ等 18cm 238p
分類 309.1
件名 自由主義
著者紹介 哲学者、津田塾大学教授。1970年生まれ。パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。博士(哲学)。『国家とはなにか』(以文社)など著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 自由を尊重し、富の再分配を目指すリベラリズムが世界中で嫌われている。リベラル派は、国民の知的劣化に原因を求めるが、リベラリズムには、機能不全に陥らざるをえない思想的限界がある。リベラリズムを適用できない現代社会の実状を哲学的に考察する。
要旨 自由を尊重し、富の再分配を目指すリベラリズムが世界中で嫌われている。米国のトランプ現象、欧州の極右政権台頭、日本の右傾化はその象徴だ。リベラル派は、国民の知的劣化に原因を求めるが、リベラリズムには、機能不全に陥らざるをえない思想的限界がある。これまで過大評価されすぎていたのだ。リベラリズムを適用できない現代社会の実状を哲学的に考察。注目の哲学者がリベラリズムを根底から覆す。
目次 第1章 私たちはリベラリズムをどこまで徹底できるのか?―古典的リベラリズムの限界について(同性婚を認めた判決が引き起こした小さな波紋;一夫多妻は違法なのか?;個人の自由とリベラリズム;本人たちの自由な意思にもとづく結婚ならリベラリズムは反対できない;パターナリズムに反対するリベラリズム ほか);第2章 リベラリズムはなぜ「弱者救済」でつまずいてしまうのか?―現代リベラリズムの限界について(リベラル派への批判の高まりは社会の右傾化のせいなのか?;リベラリズムは「パイの分配」をどこまで正当化できるのか?)
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-98575-9   4-344-98575-3
書誌番号 1113741982

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