個人の問題から政策課題へ -- MINERVA人文・社会科学叢書 --
小牧奈津子 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2019.12 -- 22cm -- 260p

資料詳細

タイトル 「自殺対策」の政策学
副書名 個人の問題から政策課題へ
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者名等 小牧奈津子 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2019.12
大きさ等 22cm 260p
分類 368.3
件名 自殺予防-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1981年 神奈川県生まれ。2014年 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程中退。博士(政策・メディア)。現在 慶應義塾大学SFC研究所上席所員。著作「イスラーム教徒の自殺抑制因子に関する実証的研究-シリア・アレッポ大学生へのアンケート調査の分析を中心に」『自殺予防と危機介入』32(1)、2012年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 これまで個人の問題とされてきた自殺は、なぜ社会の問題と捉えられ、政策上の課題となるに至ったのか。また自殺対策基本法や自殺総合対策大綱をはじめとした近年の一連の対策は、どのような過程を経て展開してきたのか。本書では、自殺対策という公共政策について一次資料や対策関係者へのインタビュー等の分析を基に検討を行い、その政策過程を描き出すとともに、対策の課題や限界性を論じる。
目次 序章 「自殺対策」という政策課題;第1章 自殺対策の夜明け前―精神医療従事者たちの自殺に対する問題意識と対応;第2章 社会問題としての自殺の誕生―自死遺児による語りが果たした役割;第3章 自殺対策基本法制定後の政策過程―ライフリンクによる政策提言が与えた影響とその源泉;第4章 地方自治体における自殺対策の成果と課題―東京都足立区を事例に;第5章 自殺予防の意味と実践の変容―社会福祉法人いのちの電話(東京)を事例に;第6章 自殺対策基本法の改正過程に見る言説の役割―ナショナル・ミニマムとしての自殺対策へ;第7章 自殺対策の限界性―行政による取組から、一人ひとりの主体的な関与へ;補章 イスラーム教徒の自殺抑制要因―シリア・アレッポ大学生へのアンケート調査から
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-08694-8   4-623-08694-1
書誌番号 1113742495

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