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タイトル ケース研究責任能力が問題となった裁判員裁判
シリーズ名 GENJIN刑事弁護シリーズ
著者名等 日本弁護士連合会・日弁連刑事弁護センター /編, 日本司法精神医学会・精神鑑定と裁判員制度に関する委員会 /編  
出版 現代人文社 2019.11
大きさ等 21cm 293p
分類 326.14
件名 刑事責任-判例-日本 , 精神鑑定 , 裁判員制度
要旨 精神科医と弁護士による異なる視点から分析。事例をより深く理解する!責任能力が争われた裁判員裁判10ケースにつき担当弁護人による事例報告、精神科医と弁護士によるコメント、判決文・決定文を収録。裁判員裁判における精神鑑定および弁護活動のあり方を検証する。
目次 第1部 統合失調症圏(殺人未遂被告事件(診断:統合失調症)京都地判平25・2・26―検察官の不十分な聴取および簡易鑑定に基づき起訴された結果、無罪となった事例;殺人未遂被告事件(診断:統合失調症)東京地判平25・7・2―心神喪失により無罪となった後、医療観察法に基づく入通院処遇が不要との決定となった事例;殺人被告事件(診断:統合失調症)鳥取地決平25・7・22―再鑑定により検察官が公訴を取り消した事例);第2部 気分障害圏(殺人被告事件(診断:うつ病)さいたま地判平22・9・6―私的鑑定の意見書よりも鑑定人の証言が信用された事例;殺人被告事件(診断:うつ病)大阪地判平26・9・3―無理心中を図って子を殺めた母について、うつ病の影響で心身喪失の状態にあった疑いがあるとして無罪とされた事例;現住建造物等放火被告事件(診断:うつ病)神戸地姫路支判平25・3・27―うつ病に罹患していた被告人が妄想に基づき自宅に放火した事例;強盗傷人被告事件(診断:躁うつ病→非定型精神病)東京地立川支判平23・11・7/東京高判平24・10・3―控訴審において新たに行った当事者鑑定に依拠し、第一審とは異なる精神障害が認定された事例);第3部 物質関連障害・飲酒酩酊(傷害致死被告事件(診断:精神作用物質による精神病性障害)福岡地判平26・10・20―いわゆる「7つの着眼点」に基づいて争点整理がされ公判が行われた事例;現住建造物等放火被告事件(診断:飲酒酩酊)東京地立川支判平23・6・13―アルコール中毒せん妄・アルコール離脱せん妄等の精神障害と責任能力の有無が争われた事例);第4部 発達障害(殺人被告事件(診断:アスペルガー障害)大阪地判平24・7・30/大阪高判平25・2・26―裁判員裁判において障害に対する無理解・偏見による厳罰化がなされた事例)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87798-743-5   4-87798-743-6
書誌番号 1113742925
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113742925

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