「もう一つのフェミニズム」の系譜 -- ちくま新書 --
竹下節子 /著   -- 筑摩書房 -- 2019.12 -- 18cm -- 270p

資料詳細

タイトル 女のキリスト教史
副書名 「もう一つのフェミニズム」の系譜
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 竹下節子 /著  
出版 筑摩書房 2019.12
大きさ等 18cm 270p
分類 192
件名 キリスト教-歴史 , 女性-歴史
注記 文献あり
著者紹介 比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修める。フランス在住。著書に『ヨーロッパの死者の書』(ちくま新書、1995年)他多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 現代の「男女同権」を目差すフェミニズムとは異なり、ヨーロッパにはカトリックを起源とする「もう1つのフェミニズム」の水脈があった。聖母マリアからマザー・テレサまで、キリスト教における女性への差別と崇敬の歴史を明らかにする。
要旨 キリスト教は女性をどのように眼差してきたのか。ミートゥー運動に象徴される、現代の「男女同権」を目指すフェミニズムとは異なり、ヨーロッパにはカトリックを起源とする「もう一つのフェミニズム」の水脈があった。聖母マリア、マグダラのマリアに始まり、中世修道院の女性たち、異端として処刑されたジャンヌ・ダルク、国と宗教を超え崇敬される現代の聖女マザー・テレサまで、キリスト教における女性への差別と崇敬の歴史を明らかにする。
目次 序章 フレンチ・フェミニズム―ジャンヌ・ダルクからカトリーヌ・ドヌーヴまで;第1章 イヴの登場―すべてはエデンの園から始まった;第2章 イエスの登場―イエスを育てた女たち;第3章 聖母の登場―マリア崇敬が女神信仰を温存した;第4章 聖女の登場―マグダラのマリアからマザー・テレサまで;第5章 魔女の登場―聖女になれない女たち;第6章 女性リーダーの登場―女子修道院と神の国;終章 神はフェミニストなのか?
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07273-3   4-480-07273-X
書誌番号 1113744921
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113744921

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