ヒトラー・キッチュ・現代 --
渋谷哲也 /編, 夏目深雪 /編   -- 森話社 -- 2019.12 -- 21cm -- 326p

資料詳細

タイトル ナチス映画論
副書名 ヒトラー・キッチュ・現代
著者名等 渋谷哲也 /編, 夏目深雪 /編  
出版 森話社 2019.12
大きさ等 21cm 326p
分類 778.2
件名 映画-歴史 , ナチス
注記 作品目録あり
著者紹介 【渋谷哲也】ドイツ映画研究。東京国際大学国際関係学部教授。著書に『ドイツ映画零年』(共和国、2015)、編著書に『ファスビンダー』(共編、現代思潮新社、2005)、『国境を超える現代ヨーロッパ映画250-移民・辺境・マイノリティ』(共編、河出書房新社、2015)など。また『わすれな草』『あやつり糸の世界』『イエロー・ケーキ』などドイツ映画の字幕翻訳を多数手がける。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:現代の映像環境とナチス映画 夏目深雪著. ホロコースト表象の転換点 田中純著. キッチュで殺せ 生井英考著. ナチス時代のドイツ人 田野大輔著. 戦後ドイツにおけるヒトラーの表象 高橋秀寿著. ナチスvsニュージャーマンシネマ 渋谷哲也著. 石鹸と沈黙 四方田犬彦著. アイヒマンの同郷人 鴻英良著
内容紹介 なぜ、ナチスは観客の興味を惹くのか?戦前から現代までのナチス映画をとりあげ、映像論、映画史、ドイツ史などの多角的な視点から、それらが人々を「魅了」し「熱狂」させる謎、現在にいたるファシズムの問題を検証する。映画50作品のガイドつき。
要旨 近年、ナチスドイツ/ヒトラーを題材にした映画が多数製作・公開されている。なぜナチスは観客の興味を惹くのか?プロパガンダにはじまり、戦争責任の追及、悪のイコン、表象不可能性の問題を経て、ナチス表象はいま新たな段階を迎えている。本書では、戦前から現代までのナチス映画をとりあげ、映像論、映画史、ドイツ史、キッチュ論など多角的な視点から、それらが人々を「魅了」し「熱狂」させる謎、周辺国や演劇などの他ジャンルにおよぶ余波、現在にいたるファシズムの問題を検証する。世界各国で右傾化、排外主義の波が起こりつつある現在、私たちはナチスの表象から何を学べばよいのだろうか。巻末には主要なナチス映画50作品のガイドを掲載。
目次 1 ETHICS‐REPRESENTATION(現代の映像環境とナチス映画―ゾンダーコマンドとヒトラーはどこを歩くのか;ホロコースト表象の転換点―『サウルの息子』の触感的経験をめぐって;キッチュで殺せ―ナチス・映画・小市民);2 HITLER‐GERMAN STUDIES(ナチス時代のドイツ人;戦後ドイツにおけるヒトラーの表象―悪魔からコメディアンへ;ナチスVSニュージャーマンシネマ);3 AFTERMATH‐OTHER COUNTRIES‐THEATER(石鹸と沈黙―イスラエル映画に見る生還者の表象;アイヒマンの同郷人―ピナ・バウシュとナチズムの影)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-144-6   4-86405-144-5
書誌番号 1113746485
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113746485

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