やまゆり園事件が問う優生思想と人権 --
藤井克徳 /編, 池上洋通 /編, 石川満 /編, 井上英夫 /編   -- 大月書店 -- 2019.12 -- 21cm -- 207p

資料詳細

タイトル いのちを選ばないで
副書名 やまゆり園事件が問う優生思想と人権
著者名等 藤井克徳 /編, 池上洋通 /編, 石川満 /編, 井上英夫 /編  
出版 大月書店 2019.12
大きさ等 21cm 207p
分類 369.27
件名 人権-障害者-日本 , 優生問題-日本
著者紹介 【藤井克徳】NPO法人日本障害者協議会(JD)代表、きょうされん専務理事。著書に『わたしで最後にして-ナチスの障害者虐殺と優生思想』(合同出版、2018年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:津久井やまゆり園事件 池上洋通著. 事件の振り返り、そして未来へ 尾野剛志著. 家族から見た津久井やまゆり園での暮らし 平野泰史著. 社会福祉・公務労働者、住民として見た事件 太田顕著. 私たちの津久井やまゆり園2019 入倉かおる著. 行政の受けとめ方とその後 井上従子著. 神奈川県検証委員会による検証とその後 石渡和実著. 障害の重い人の暮らしのありかたと支援の本質 佐久間修著. やまゆり園事件とメディア 宮城良平著. 「魂の嘔吐感」とどう向き合うか 福島智著. 優生思想の現代 利光惠子著. 精神科医よ、診察室の外にも目を向けよ 香山リカ著. 社会福祉施設における労働・生活権保障の現状と課題 鈴木靜著. 障がいのある人と家族の人権保障の現状と課題 矢嶋里絵著. 国と地方自治体は障害のある人のいのちと暮らしを守れるか 石川満著. 人権主体性と津久井やまゆり園事件 井口秀作著. 障害者政策の歴史と現状からみたやまゆり園事件 藤井克徳著. 人権をかかげよう 井上英夫著. やまゆり園事件を生んだ現代社会と、めざすべき社会 池上洋通〔ほか〕述 井上英夫〔ほか〕述 白神優理子〔ほか〕述
内容紹介 社会を震撼させた障害者施設での殺傷事件から3年。出生前診断など新たな優生思想の登場を背景に、私たちの社会は被告の論理を克服したと言い得るのか。公判開始を前に、忘れてはならない人権保障の視点をあらためて提起する。
要旨 事件の衝撃から3年―“いのち”を選別する犯行の論理を、私たちの社会は否定できたのか。当事者・関係者・専門家の共働により日本社会に根ざす差別と「生産性」思考を克服する道を描く。
目次 序章 津久井やまゆり園事件―その本質と背景;第1章 私たちのやまゆり園事件―考え、語り続けること(事件の振り返り、そして未来へ;家族から見た津久井やまゆり園での暮らし;社会福祉・公務労働者、住民として見た事件;私たちの津久井やまゆり園2019―現場からのレポート「再生と共生」;行政の受けとめ方とその後―長くて短い3年;神奈川県検証委員会による検証とその後―事件が問いかけるもの;障害の重い人の暮らしのありかたと支援の本質;やまゆり園事件とメディア―ジャーナリストの立場から;「魂の嘔吐感」とどう向き合うか―植松聖被告と面会して);第2章 事件の背景と要因―日本の社会保障・社会福祉と人権保障の貧困(優生思想の現代―やまゆり園事件と強制不妊・出生前診断;精神科医よ、診察室の外にも目を向けよ;社会福祉施設における労働・生活権保障の現状と課題;障がいのある人と家族の人権保障の現状と課題;国と地方自治体は障害のある人のいのちと暮らしを守れるか;人権主体性と津久井やまゆり園事件―憲法の視点から);第3章 事件を受けとめ、どのような社会をめざすのか(障害者政策の歴史と現状からみたやまゆり園事件―事件の特異性と普遍性;人権をかかげよう―人間として生きる);第4章 座談会・やまゆり園事件を生んだ現代社会と、めざすべき社会
ISBN(13)、ISBN 978-4-272-36092-5   4-272-36092-2
書誌番号 1113746967
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113746967

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