帝国日本の技術とイデオロギー --
アーロン・S・モーア /著, 塚原東吾 /監訳   -- 人文書院 -- 2019.12 -- 20cm -- 367p

資料詳細

タイトル 「大東亜」を建設する
副書名 帝国日本の技術とイデオロギー
著者名等 アーロン・S・モーア /著, 塚原東吾 /監訳  
出版 人文書院 2019.12
大きさ等 20cm 367p
分類 502.1
件名 科学技術政策-日本-歴史-昭和前期 , 太平洋戦争(1941~1945) , 植民政策(日本)-アジア-歴史-昭和前期
注記 原タイトル:Constructing East Asia
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【アーロン・S・モーア】1972年横浜生まれ。コーネル大学歴史学部Ph.D.。アリゾナ州立大学歴史・哲学・宗教学研究学科(歴史学部)准教授。専門は近現代日本史、科学技術史。主な業績には本書のほか、日本語に翻訳された論文としては、「「大東亜の建設」から「アジアの開発」へ 日本のエンジニアリングとポストコロニアル/冷戦期のアジア開発についての言説」(『現代思想』2015年5月号)などがある。2019年9月8日、急逝。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戦時下において「技術」に希望を託し、合理的な統治と動員体制を築こうとした革新官僚と技術者たちがいた。帝国日本にとって「技術」とは何だったのか。「大東亜」建設の実相に、新たな視角から迫る。
要旨 アジア・太平洋戦争期、帝国日本の戦時動員のため「技術」という言葉が広範に使用されていた。それは単に科学技術だけではなく、社会全体の統治にもかかわるイデオロギーであった。狂信的な言説が吹き荒れたと思われる時代は、実は科学的・技術的な言説が力を持った時代でもあったのだ。本書では、革新官僚と技術者たちの動向を中心に、満州と中国における巨大建設プロジェクトを詳細に分析しつつ、戦後までをも貫く「技術」言説を思想史的に描き出す。新たな視角から帝国日本の核心に迫る、急逝した気鋭のアメリカ人研究者の遺作となった画期的研究。
目次 序説 帝国日本の技術的想像力;第1章 生活を革新する技術;第2章 アジア発展のための技術;第3章 大陸を建設する;第4章 帝国をダム化する;第5章 社会機構を設計する;終章 戦後日本におけるテクノ・ファシズムおよびテクノ帝国主義
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-52080-2   4-409-52080-6
書誌番号 1113747368
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113747368

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磯子 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2066312774 iLisvirtual