「因果の物語」から「共時の物語」へ --
佐々木俊尚 /著   -- 光文社 -- 2019.12 -- 19cm -- 443p

資料詳細

タイトル 時間とテクノロジー
副書名 「因果の物語」から「共時の物語」へ
著者名等 佐々木俊尚 /著  
出版 光文社 2019.12
大きさ等 19cm 443p
分類 007.3
件名 情報化社会 , 時間・空間
注記 文献あり
著者紹介 1961年生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。作家・ジャーナリスト。毎日新聞社などを経て2003年に独立し、テクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで幅広く取材・執筆している。『仕事するのにオフィスはいらない』(光文社新書)など著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 目的もゴールもない現代に、人間はどう生きていくべきか。深層学習、環境知能、ナッジ、VR/AR…。因果がないからこそ、希望がある。最新の学問と技術から考察した「新しい人間哲学」。
要旨 私たちが有史以前から世界を理解してきた時系列の因果に沿った方法、「因果の物語」。人間は他の生命にはない自意識を持ち、「因果の物語」によって世界を認識することで、文明を発達させてきた。しかし自意識は同時に、「因果の物語」に沿って人生の目標やゴールを決めなければならないということを強制してくる。暮らしがいずれ豊かになっていくことを期待できた時代には、それに納得できる部分もあった。しかし二十一世紀の私たちは、そういう自由な選択による目標の設定を、抑圧として感じるようになってきている。その時代には、時系列に沿った人生の目的を考えるのではなく、新しい哲学が必要になる。それはすなわち、私たちは生きているからこそ生きているのであって、そこには過去も未来も現在もなく、「生きよう」と思った瞬間に「生」はただ立ち上がるのだという直感的な認識なのではないだろうか。最新の学問と技術から考察した「新しい人間哲学」ここに誕生。
目次 プロローグ 未来は希望か絶望か;第1章 鮮明な過去はつねに改変され、郷愁は消える;第2章 過去は「物語」をつくってきた;第3章 「因果の物語」から「機械の物語」へ;第4章 「自由」という未来の終焉;第5章 摩擦・空間・遍在のテクノロジー;第6章 新しい人間哲学の時代に;エピローグ ひっそりと、ともに歩く
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-95129-0   4-334-95129-5
書誌番号 1113747613

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 情報科学 007.3 一般書 貸出中 - 2065783900 iLisvirtual
山内 公開 Map 情報科学 007.3 一般書 利用可 - 2065653926 iLisvirtual