古美術に学ぶ -- 光文社新書 --
白洲信哉 /著   -- 光文社 -- 2019.12 -- 18cm -- 277p

資料詳細

タイトル 美を見極める力
副書名 古美術に学ぶ
シリーズ名 光文社新書
著者名等 白洲信哉 /著  
出版 光文社 2019.12
大きさ等 18cm 277p
分類 756.8
件名 骨董-日本 , 美術品
注記 文献あり
著者紹介 1965年東京都生まれ。細川護煕首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方、広く日本文化の普及につとめ、書籍編集、展覧会などの文化イベントの制作に携わる。骨董・古美術専門誌「目の眼」前編集長。父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。主な編著書に『骨董あそび』(文藝春秋)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 鑑賞するだけでなく、いじること。そこが、西洋美術との大きな違いだ。当代随一の目利きによる古美術入門。「特異な美」の深みへといざなう1冊。カラー写真も豊富に掲載。
要旨 小林秀雄は著書の中で、「骨董はいじるものである。美術は鑑賞するものである」と書いた。この「いじる」、つまり「使う」ということが、日本美術の大きな特徴だと僕は思う。茶碗は、お抹茶を飲むための道具であり、仏像は、手を合わせて祈る対象なのである。これが、美術館などでの展覧会に、「作品」として陳列されると、もういけない。白洲正子は、美術館に収まったそれらの収蔵品を、「器物の終身刑」と表現した。モノの立場から言えば、無数の眼にジロジロ見られ、気持ちの悪いことこの上ないのだ。
目次 第1章 ハゲても焦げても割れても美しい(世界のクロサワが愛でた根来、そして日の丸盆;焦げた写経―焼経 ほか);第2章 日本美の枠 茶道具(鎹による修復その一 十文字に切られた大井戸茶碗;鎹による修復その二 足利将軍・義政が愛蔵した青磁 ほか);第3章 古筆と古画 切る美(足利将軍義満が切った巻物;天皇家と古筆 ほか);第4章 焼きもの つれづれ(海賊と呼ばれた石油王が取り憑かれた古唐津;白洲正子が最後に買った徳利のチャンピョン ほか);第5章 海外からの眼差し(海を渡った国宝「吉備大臣入唐絵巻」;オークションで二億!縄文時代の土偶の魅力 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-04449-7   4-334-04449-2
書誌番号 1113747617
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113747617

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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