食と嗜好の文化交流史 -- 慶應義塾大学東アジア研究所叢書 --
岩間一弘 /編著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2019.12 -- 22cm -- 381p

資料詳細

タイトル 中国料理と近現代日本
副書名 食と嗜好の文化交流史
シリーズ名 慶應義塾大学東アジア研究所叢書
著者名等 岩間一弘 /編著  
出版 慶應義塾大学出版会 2019.12
大きさ等 22cm 381p
分類 383.81
件名 食生活-日本-歴史-明治以後 , 中国料理-歴史
著者紹介 1972年生。慶應義塾大学文学部教授。主要著作:『中国料理はなぜ広まったのか――地方料理の伝播と世界各国の「国民食」』(西澤治彦編『「国民料理」の形成』ドメス出版、2019年所収)、ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:日本の中国料理はどこから来たのか 岩間一弘著. 戦前期日本の「支那料理」 川島真著. 日本における中国料理の受容:歴史篇 草野美保著. 日本における中国料理の受容:料理篇 草野美保著. 日本の華僑社会におけるいくつかの中国料理定着の流れ 陳來幸著. 京都の中国料理 岩間一弘著. 熊本の「郷土料理」としての中国料理「太平燕」から考える 田村和彦著. 日本における中国料理の料理人の現地化と業界団体の変化 陳嘉適著. 料理人と料理教育者 陳玉箴著 持田洋平訳. チャジャン麺ロード 周永河著 丁田隆訳. 朝鮮半島における「中国料理」の段階的受容 林史樹著. グローバル政治におけるディアスポラ汎中国料理の創出 呉燕和著 大道寺慶子訳. 中国語教育と中国の「食文化」に関する考察 浅野雅樹著. 「中国料理」はいつ生まれたのか 西澤治彦著. 1920-30年代における上海の調味料製造業と市場競争 李培徳著 湯川真樹江訳. 太平洋戦争下の食と健康 貴志俊彦著. 北京老字号飲食店の興亡 山本英史著
内容紹介 中国料理をめぐる政治・社会情勢の変化に着目しながら、東アジアにおける食の文化交流の多様な軌跡をひもとき、新たな史実を究明する。中国料理を通して、東アジアの多様な文化交流とその社会的背景の変容を明らかにする1冊。
要旨 なぜ、日本で独自の進化を遂げ、これほどまでに広まったのか?中国料理をめぐる政治・社会情勢に着目しながら、東アジアにおける食の文化交流の多様な軌跡をひもとき、新たな史実を究明する。
目次 日本の中国料理はどこから来たのか;第1部 近現代日本の中国料理(戦前期日本の「支那料理」―家庭での受容と「支那料理店」をめぐる状況;日本における中国料理の受容:歴史篇―明治~昭和30年代の東京を中心に;日本における中国料理の受容:料理篇―明治~昭和30年代の東京を中心に;日本の華僑社会におけるいくつかの中国料理定着の流れ―神戸・大阪を中心として;京都の中国料理―伝統の創造と料理の帰属;熊本の「郷土料理」としての中国料理「太平燕」から考える―素材と文脈、文化を「囲い込む」こと、開くこと;日本における中国料理の料理人の現地化と業界団体の変化);第2部 越境する中国料理(料理人と料理教育者―台湾が日本に輸出した「中国料理」:1945年から1970年を中心に;チャジャン麺ロード―20世紀東北アジア、チャジャン麺流浪の旅;朝鮮半島における「中国料理」の階段的受容―分断後の韓国までを視野に;グローバル政治におけるディアスポラ汎中国料理の創出;中国教育と中国の「食文化」に関する考察―中国語テキストにおける事例を中心に);第3部 中国料理の文化と政治(「中国料理」はいつ生まれたのか―『申報』に見える料理の語彙の分析を通して;1920‐30年代における上海の調味料製造業と市場競争―中国の味精と日本の味の素に着目して;太平洋戦争下の食と健康―中国の日本人俘虜は何を食べていたのか;北京老字号飲食店の興亡―全聚徳を例にして)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2643-4   4-7664-2643-6
書誌番号 1113748036
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113748036

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