日本文学と世界文学の交差 --
安倍オースタッド玲子 /編, アラン・タンズマン /編, キース・ヴィンセント /編   -- 岩波書店 -- 2019.12 -- 22cm -- 275p

資料詳細

タイトル 漱石の居場所
副書名 日本文学と世界文学の交差
著者名等 安倍オースタッド玲子 /編, アラン・タンズマン /編, キース・ヴィンセント /編  
出版 岩波書店 2019.12
大きさ等 22cm 275p
分類 910.268
個人件名 夏目 漱石
内容 内容:漱石の世界性 安倍オースタッド玲子著 アラン・タンズマン著 キース・ヴィンセント著 安倍オースタッド玲子訳. 漱石ってどんな石? 多和田葉子著. 戸坂潤、エドウィン・マクレラン、フリードリヒ・ハイエクとともに漱石を読む ブライアン・ハーリー著 松田潤訳. 情動としての『こころ』 中川成美著. 高校教科書における『こころ』 ケン・イトウ著 北丸雄二訳. 欲望の二重視 ロバート・タック著 本荘至訳. 屋根裏の狂男 高橋ハーブさゆみ著. 世界文学としての『明暗』 安倍オースタッド玲子著. 漱石と子規にとっての紫式部 キース・ヴィンセント著 北丸雄二訳. 満洲のビーチ・ボーイズ アンジェラ・ユー著 竹井仁志訳 アンジェラ・ユー訳. どうして、まあ殺されたんでしょう アンドレ・ヘイグ著 北丸雄二訳. 表紙で本を読むこと ペドロ・バッソー著 桑原洋子訳
内容紹介 グローバル化による緊張が増大している今日、「近代」を批判し異化することができた漱石文学への新たな関心が高まりを見せている。複数の言語を横断しながら、多様な解釈の方法を視野にいれて研究を営む論者たちが、世界文学における漱石の真価を問い直す。
要旨 なぜ漱石は世界で読まれ続けているのか。グローバル化による緊張が増大している今日、「近代」を批判し異化することができた漱石文学への新たな関心が高まりを見せている。複数の言語を横断しながら、多様な解釈の方法を視野に入れて研究を営む論者たちが、世界文学における漱石の真価を問い直す。
目次 漱石ってどんな石?―自分ではない者になる方法;第1部 始発としての『こころ』(戸坂潤、エドウィン・マクレラン、フリードリヒ・ハイエクとともに漱石を読む;情動としての『こころ』―文学と身体の結節点;高校教科書における『こころ』);第2部 焦点化されるジェンダー(欲望の二重視―藤村操、『草枕』、ホモソーシャル・ノスタルジア;屋根裏の狂男―『三四郎』における女性作家・人種差別と帝国・クィア文学;世界文学としての『明暗』;漱石と子規にとっての紫式部―「時鳥たつた一声須磨明石」);第3部 帝国の経験を通して(満洲のビーチ・ボーイズ―漱石の『満韓ところどころ』をめぐって;「どうして、まあ殺されたんでしょう」―夏目漱石、帝国、そして(反)植民地的暴力の「公然たる秘密」;表紙で本を読むこと―漱石、装幀、そして芸術の価値)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023741-3   4-00-023741-1
書誌番号 1113748781
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113748781

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