権力を縛るだけでなく、生かす憲法へ --
エイドリアン・ヴァーミュール /著, 吉良貴之 /訳   -- 勁草書房 -- 2019.12 -- 20cm -- 268,47p

資料詳細

タイトル リスクの立憲主義
副書名 権力を縛るだけでなく、生かす憲法へ
著者名等 エイドリアン・ヴァーミュール /著, 吉良貴之 /訳  
出版 勁草書房 2019.12
大きさ等 20cm 268,47p
分類 323.53
件名 憲法-アメリカ合衆国 , 危機管理(行政)-アメリカ合衆国 , 立憲主義-アメリカ合衆国
注記 原タイトル:THE CONSTITUTION OF RISK
注記 索引あり
著者紹介 【エイドリアン・ヴァーミュール】1968年、アメリカ生まれ。1990年にハーバード・カレッジ、1993年にハーバード大学ロースクールを卒業。1994年からアントニン・スカリア連邦最高裁判事のクラークなどを務めた後、1998年からシカゴ大学ロースクールにて教鞭をとる。2006年にハーバード大学ロースクール教授(公法担当)に就任。アメリカ憲法学における「制度論的転回」の主導者であり、統治システム各部門の能力に応じた権限配分を強調する。特に不確実性下の判断に関する司法の能力に懐疑的であり、司法審査に消極的な姿勢をとる論客として知られている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 意思決定理論の知見をもとに憲法ルールの最適なデザインの基礎を探究する。アメリカ憲法史の豊富な例から、過度の予防原則がかえって政治的リスクを増大させる可能性を冷徹に分析。権力を縛るだけでなく、そのパフォーマンスを生かす立憲主義が構想される。
要旨 「暴走する権力」と「決められない政治」のあいだで―。憲法は政治的リスクを管理する装置である。予防に偏ることなく、権力の最適なパフォーマンスを引き出す憲法デザインへ。
目次 イントロダクション;第1部 理論(予防的立憲主義;最適化立憲主義―成熟した立場);第2部 応用(起草者の自己破壊的予防策;不偏性のリスク―自身の事件の判断;熟慮のリスク―セカンド・オピニオン;専門知のリスク―政治的な行政と専門家の集団思考;結論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-45117-3   4-326-45117-3
書誌番号 1113750892
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113750892

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