人類社会の進化 --
河合香吏 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2020.1 -- 23cm -- 578p

資料詳細

タイトル 極限
副書名 人類社会の進化
著者名等 河合香吏 /編  
出版 京都大学学術出版会 2020.1
大きさ等 23cm 578p
分類 389.04
件名 社会人類学 , 社会進化 , 絶滅
注記 索引あり
著者紹介 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1961年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了、博士(理学)。主な著書に、『野の医療-牧畜民チャムスの身体世界』(東京大学出版会、1998年)、『集団-人類社会の進化』(編著、京都大学学術出版会、2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:生存・環境・極限 河合香吏著. 極限としての〈いきおい〉 足立薫著. 社会の果てで 伊藤詞子著. 極限のオントロギー 大村敬一著. 死亡率 生活史としての理解と生態学としての理解 D.スプレイグ著. 人新世という極限 竹ノ下祐二著. チンパンジーの孤児の生存をめぐって 中村美知夫著. 新入りメスがはぐれるとき 花村俊吉著. 社会の特異点としての孤独化 西江仁徳著. 牧畜民の遊動再考 河合香吏著. 「見えないもの」という極限から生きる世界を考える 西井凉子著. ハザード状況下における環境と生存に関する試論 床呂郁哉著. 自民族愛と他民族憎悪のあいだ 曽我亨著. 人口極限集団の生存戦略 船曳建夫著. 相互行為システムのコミュニケーションと「社会」というコンテキスト 北村光二著. 極限としての亡失 内堀基光著. 極限を生きる売春女性 田中雅一著. 極限の必然 春日直樹著. 極限化する出産と誕生 黒田末寿著. ヒト的な様態としての調理加工の共同と生存 杉山祐子著. 現生霊長類の群れが生存できる環境を推定するモデルからアルディピテクス・ラミダスの生育環境を探る 中川尚史著. 異なる人々との出会いと進化的・文化的スイングバイ 寺嶋秀明著
内容紹介 霊長類学と人類学に与する者たちが、主としてそれぞれのフィールドにおける諸現象に依拠しつつ、「極限」と呼びうる事態について、社会性と関連づけながら考察。人びとや霊長類たちが「極限」をいかに引き受け、「極限」をいかに生きているのかを探る。
要旨 ヒトの社会は、常に消滅と隣り合わせである。これを死や絶滅を左右する「マクロな極限」とすれば、もう一つ、社会には、日々の生存に関わる社会行動を規定する何某かの変化、すなわち「ミクロな極限」がある。そしてこの両者が常に連関し合いながら社会の在り方を決定づけるのだ。
目次 生存・環境・極限―人類社会の進化史的基盤を求めて;第1部 生きられる極限―自然と社会のあわい(極限としての“いきおい”―移動する群れの社会性;社会の果てで―現在という極限が生み出す世界 ほか);第2部 作り出される極限1―社会環境と生存(チンパンジーの孤児の生存をめぐって―「母親の不在」は極限的な社会環境か;新入りメスがはぐれるとき―チンパンジーの別れと再会からみたヒトの共存の様態とその「極」 ほか);第3部 作り出される極限2―記憶と想像の力(自民族愛と他民族憎悪のあいだ;人口極限集団の生存戦略―ムボトゥゴトゥ1976年 ほか);第4部 人類進化史に刻まれる極限(極限化する出産と誕生―苦難の隘路の祝福;ヒト的な様態としての調理加工の共同と生存―食が社会にひらかれるとき ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0254-2   4-8140-0254-8
書誌番号 1113752551
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113752551

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 389.0 一般書 利用可 - 2065758132 iLisvirtual