名指すことと分かること -- 講談社選書メチエ --
兼本浩祐 /著   -- 講談社 -- 2020.1 -- 19cm -- 213p

資料詳細

タイトル 発達障害の内側から見た世界
副書名 名指すことと分かること
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 兼本浩祐 /著  
出版 講談社 2020.1
大きさ等 19cm 213p
分類 493.76
件名 発達障害
注記 文献あり
著者紹介 1957年生まれ。京都大学医学部卒業。現在、愛知医科大学医学部精神科学講座教授。専門は精神病理学、神経心理学、臨床てんかん学。著書に『なぜ私は一続きの私であるのか』(講談社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 精神科医が自分を振り返り自らに「発達障害」という診断を下したとき、自分というもののあり方、他者との関係や理解はどのように見えてくるのか。著者による発達障害の自分史を事例としつつ、「私」あるいは「私」と他者との関係の「分かり方」を考察する。
要旨 精神科医が自分を振り返り、自らを「発達障害」の一つと診断したとき、自分というもののあり方、他者との関係や理解・了解はどのように見えてくるのだろうか。本来一つにはまとめられない一人間の身体や心の傾向性が、定義づけられた診断名によって一つに名指されることの問題。診断名は説明を可能にするが、それは人を了解することと同じ事態なのか。むしろ何か質的な違いがあるのではないか。互いに「通じる」「分かる」ことへの接近の道を探る。
目次 第1章 発達性協調運動障害者としての「私」史(逆上がりと跳び箱の記憶;「みんな僕のことが好き」という確信 ほか);第2章 「診断」されるということ(私のスペックと「私」の関係;病名というものには二種類ある ほか);第3章 了解するということ(三つの異なる「分かってくれない」;静的了解と発生的了解 ほか);第4章 了解を断念しなければならない時(了解不能という判断;了解を断念してはならない場合 ほか);第5章 事例「私」の正しい取り扱い方(治療・保護・スプラ;病気として治療する ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-518528-5   4-06-518528-9
書誌番号 1113753037
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113753037

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