ひつじ研究叢書 --
三原裕子 /著   -- ひつじ書房 -- 2019.12 -- 22cm -- 497p

資料詳細

タイトル 江戸語資料としての後期咄本の研究
シリーズ名 ひつじ研究叢書
著者名等 三原裕子 /著  
出版 ひつじ書房 2019.12
大きさ等 22cm 497p
分類 818.36
件名 日本語-方言-東京都-歴史 , 咄本
注記 欧文タイトル:Investigation of the Kouki‐Hanashibon as Materials for the Historical Study of the Edo Period Dialects
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 東京都新宿区で生育。1978年早稲田大学第一文学部日本文学専攻卒業、早稲田大学文学研究科博士後期課程単位満了退学。2016年博士(文学)早稲田大学。現在、早稲田大学大学院、青山学院大学他で非常勤講師を勤める。〈主な論文〉『みんなの日本語事典』(分担執筆 2009明治書院)、『日本語大事典』(分担執筆 2014朝倉書店)、「後期咄本に現れた「ま」「は」「ば」行表記について」(2001-10『國語と國文学』)、「後期咄本における振り仮名の使用について」(2006『国文学研究』148集)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次 1 表記変化を促したもの(仮名の用法―装飾性から効率性へ;漢字の用法―読み易さの工夫;振り仮名の用法―読解補助の域を超えて);2 表記からわかること(『鹿の巻筆』写本の資料性―個人を想定する写本・大衆を想定する板本;語義意識の薄れと付加による表記の変化―「侍」「禿」「灯」;/i/を表す仮名遣いと作家の位相の違い);3 語彙からわかること(“相の類”の役割を担った“体の類”―「醜い」から「夏芝居の累といふもので」へ;時間の表現を越える「日にち」の語彙―「明後日 御出」);4 上方語的要素を脱却していく語法(ハ行四段動詞と形容詞のウ音便形―共通語へつながる江戸語のウ音便形;格助詞「へ」と「に」の使用―座敷芸人の「に」・寄席芸人の「へ」;原因・理由を表す条件節―「によって」「ほどに」から「から」の使用へ);5 類型化と使用層の変化(助動詞「やす」の衰退―丁寧語から限られた男性の語へ;「ませ」と「まし」の交替現象―「まし」の流行と「ませ」への回帰;三笑亭可楽作品の「ござる」―古臭さ・尊大さを表すために;前期噺本の「ござる」―文意を決定する本動詞から代替可能な補助動詞へ;終章;付章 三笑亭可楽作「新作おとしはなし」における江戸語;付録 早稲田大学中央図書館蔵「新作おとしはなし」翻刻ならびに注釈)
ISBN(13)、ISBN 978-4-89476-959-5   4-89476-959-X
書誌番号 1113754877
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113754877

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