歴史和解と戦前回帰の相克 --
纐纈厚 /著   -- 緑風出版 -- 2020.1 -- 20cm -- 319p

資料詳細

タイトル 重い扉の向こうに
副書名 歴史和解と戦前回帰の相克
著者名等 纐纈厚 /著  
出版 緑風出版 2020.1
大きさ等 20cm 319p
分類 210.74
件名 日中戦争(1937~1945)-歴史観-歴史-1945~ , 日本-外国関係-アジア(東部)-歴史-1945~
注記 著作目録あり
著者紹介 1951年岐阜県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(政治学、明治大学)。現在、明治大学特任教授(研究・知財戦略機構)、明治大学国際武器移転史研究所客員研究員。前山口大学理事・副学長。専門は、日本近現代政治史・安全保障論。著書に『日本降伏』(日本評論社)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:終わらない戦争を辿る. 戦争責任問題から天皇制を問う. 朝鮮半島問題と植民地責任の狭間で. 従軍慰安婦問題の何が問われているのか. 変容する自衛隊の危うさ. 戦前回帰志向の果てに
要旨 私たちの社会も国家も、戦前・戦中の侵略戦争や植民地支配の責任を認めず、謝罪どころか、きわめてご都合主義的な解釈による歴史修正主義が跋扈し、保守政党による戦前回帰への動きは強まっている。議論の空間は閉塞し、私たちの眼前には「重い扉」が行く手を阻んでいる。どうすればこの「重い扉」を押し倒し、未来を築けるのか?本書は、日中戦争史と戦争責任、天皇制と戦争責任、朝鮮の植民地支配と従軍慰安婦、変容する自衛隊と戦前回帰志向の安倍政権など、現代日本の争点を分析し、どうすればいいのかを考える。
目次 第1部 蘇る戦争の記憶と現実(終わらない戦争を辿る;戦争責任問題から天皇制を問う);第2部 未決の植民地問題(朝鮮半島問題と植民地責任の狭間で;従軍慰安婦問題の何が問われているのか);第3部 遠のく平和国家日本(変容する自衛隊の危うさ;戦前回帰志向の果てに);付録 纐纈厚の仕事
ISBN(13)、ISBN 978-4-8461-1922-5   4-8461-1922-X
書誌番号 1113754970

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