遠藤佳那子 /著   -- 勉誠出版 -- 2019.11 -- 22cm -- 314,11p

資料詳細

タイトル 近世後期テニヲハ論の展開と活用研究
著者名等 遠藤佳那子 /著  
出版 勉誠出版 2019.11
大きさ等 22cm 314,11p
分類 810.12
件名 国語学-歴史-江戸時代 , 日本語-文法
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1986年生。上智大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、都留文科大学非常勤講師、フェリス女学院大学非常勤講師、実践女子大学非常勤講師。専門は日本語学、日本語学史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 完了「り」考-鈴木朖まで-. 完了「り」考-本居春庭以降-. 「自他」再考. 「命令形」考. 「命令形」考. 続 明治前期における. 「属」考. 黒川真頼の活用研究と草稿「語学雑図」. 黒川真頼における『詞八衢』の受容と展開. 終章
要旨 漢文訓読や歌論・連歌論等、日本語に関わる人々の関心事であり続けた「テニヲハ」。近世後期に入ると、国学者たちはテニヲハの研究を深め、陸続と語学書や活用表が編まれた。現代とは異なる範囲と尺度を持つその活用表は、語学的な営為の結晶であるとともに歌学・古典学の精髄でもあった―近世の伝統的なテニヲハ研究を、動詞の活用研究との関係から辿り、近代的文法研究にどのような影響を与えたのかを検討。国学研究の地平に肉薄し、その射程を読み解く。附録として未発表資料黒川真頼草稿『詞の栞』影印・翻刻を掲載。
目次 第1部 完了「り」の学説史(完了「り」考―鈴木朖まで;完了「り」考―本居春庭以降;「自他」再考);第2部 命令形の学説史(「命令形」考;続「命令形」考―明治前期における;「属」考―意味分類の試み);第3部 八衢の系譜(黒川真頼の活用研究と草稿「語学雑図」;黒川真頼における『詞八衢』の受容と展開);附録
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-28047-7   4-585-28047-2
書誌番号 1113755626
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113755626

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