公器としての同人誌 --
小平麻衣子 /編   -- 翰林書房 -- 2020.1 -- 21cm -- 334p

資料詳細

タイトル 文藝首都
副書名 公器としての同人誌
著者名等 小平麻衣子 /編  
出版 翰林書房 2020.1
大きさ等 21cm 334p
分類 910.263
件名 日本文学-歴史-昭和時代 , 文藝首都(雑誌)
個人件名 保高 徳蔵
注記 年表あり
著者紹介 慶應義塾大学教授。『夢みる教養 文系女性のための知的生き方史』(2016年、河出書房新社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:『文藝首都』-文壇を支えた同人誌 小平麻衣子著. 文学懸賞が生んだ同人誌 和泉司著. 『文藝首都』の〈批評〉のモード 尾崎名津子著. 「素朴な、人間本然の心」を詠う 村山龍著. 大原富枝「女流作家」への道 富永真樹著. 勝目梓 勝目梓述. 金史良の日本語文学が生成された場所としての『文藝首都』 高橋梓著. 台湾植民地作家龍瑛宗の『文藝首都』を通じたアジア作家との交流 王惠珍著. 戦後直後『文藝首都』に見られる「移動」から「旅行」への転換 ジェラルド・プルー著. 実作者ナカガミケンジの覚悟 松本海著. 紀和鏡 紀和鏡述. 「沃土」とは別の仕方で語ること 椋棒哲也著. 「あけくれ」から「峠」「糸の流れ」へ 井原あや著. 国鉄勤労詩論争の周辺 小長井涼著. 医師がペンを執るとき 吉田司雄著. 飯田章 飯田章述. 上田広「黄塵」と文学の〈大衆性〉への欲望 清松大著. 「創作指導雑誌」という姿勢 小川貴也著. 金達寿「塵芥」におけるパラテクストの可能性 クリスティーナ・イ著 山本あい訳 中尾温美訳. 「小野京」としての林京子 島村輝著. 佐江衆一 佐江衆一述
要旨 保高徳蔵の熱意によって、多くの作家を輩出し、文壇を支えた雑誌の全貌に迫る。
目次 『文藝首都』―文壇を支えた同人誌;第1部 文壇への期待/文壇からの期待(文学懸賞が生んだ同人誌―『改造』懸賞創作と『文藝首都』の関わり;『文藝首都』の“批評”のモード―保高徳蔵・青野季吉を軸として;「素朴な、人間本然の心」を詠う―“林芙美子”の文壇における生存戦略;大原富枝「女流作家」への道―『文藝首都』から「婉という女」へ;作家が語る・作家に聞く1 勝目梓);第2部 居場所のきしみ(金史良の日本語文学が生成された場所としての『文藝首都』―「土城廊」の改作過程を中心に;台湾植民地作家龍瑛宗の『文藝首都』を通じたアジア作家との交流;実作者ナカガミケンジの覚悟―『さんでージャーナル』と『文藝首都』を中心として;作家が語る・作家に聞く2 紀和鏡);第3部 労働とペンの力学(「沃土」とは別の仕方で語ること―『文藝首都』における和田伝;「あけくれ」から「峠」「糸の流れ」へ―『文藝首都』のなかの早船ちよ;国鉄勤労詩論争の周辺―『文藝首都』と労働者;医師がペンを執るとき―なだいなだと宗谷真爾;作家が語る・作家に聞く3 飯田章);第4部 例外状況を生き抜く(上田広「黄塵」と文学の“大衆性”への欲望―『文藝首都』から『大陸』への転載をめぐる問題系;「創作指導雑誌」という姿勢―戦時下における『文藝首都』の位置;金達寿「塵芥」におけるパラテクストの可能性;「小野京」としての林京子―『文藝首都』発表作品の位相;作家が語る・作家に聞く4 佐江衆一;『文藝首都』年表)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87737-449-5   4-87737-449-3
書誌番号 1113755987

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