中嶋隆 /著   -- ぷねうま舎 -- 2020.1 -- 19cm -- 234p

資料詳細

タイトル 補陀落ばしり物語
著者名等 中嶋隆 /著  
出版 ぷねうま舎 2020.1
大きさ等 19cm 234p
分類 913.6
著者紹介 1952年、長野県生まれ。国文学者。専門は西鶴を中心とする近世文学。早稲田大学教授。『西鶴と元禄メディア』(1994)など、文芸専門書・読み物など多数。「古典への招待」(NHK教育テレビ)で講師を務める。2007年『郭の与右衛門控え帳』で作家デビュー。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 俗世の底の底をうごめくものたちが、渡海のはての仮死の境で目にしたものとは。時は江戸宝永年間、富士山大噴火と大地震の巷から船出した三度の渡海の物語。西方浄土に向けて、僧を小舟に閉じ込め、熊野灘の荒海に流す、世に名高い補陀落渡海顛末。
要旨 一揆の首謀者として、父親を磔台に送った又八とお雅兄妹、難波の大店を廃嫡された空翔、親殺しの汚名を負った嘉六、お家騒動から、無実の朋輩を切り捨てた定之介…。痛恨の過去とともに、災厄の巷をはいずる「ふつうの人々」。彼らに、浄土を目指す渡海がもたらしたもの、それは観音との出会いか、それとも無意味な死を死んだ者たちへの鎮魂か。時は、元禄・宝永年間、富士山噴火、度重なる大地震の巷から船出した、みたびの渡海顛末。
ISBN(13)、ISBN 978-4-910154-01-5   4-910154-01-9
書誌番号 1113756760
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113756760

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