自然概念の歴史をめぐるエッセー -- 叢書・ウニベルシタス --
ピエール・アド /著, 小黒和子 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2020.1 -- 20cm -- 383,89,18p 図版12p

資料詳細

タイトル イシスのヴェール
副書名 自然概念の歴史をめぐるエッセー
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 ピエール・アド /著, 小黒和子 /訳  
出版 法政大学出版局 2020.1
大きさ等 20cm 383,89,18p 図版12p
分類 112
件名 自然哲学-歴史
注記 原タイトル:LE VOILE D’ISIS
注記 索引あり
著者紹介 【ピエール・アド】1922年生。パリのカトリック家庭に生まれ、神学教育を受ける。15歳で高等神学校に進級、22歳で司教の資格を得たのち、ソルボンヌで神学・哲学・文献学を学ぶ。27歳でCNRS(フランス国立科学研究センター)の研究員となり、宗教界を離れて哲学の道を選ぶ。文献学の研究を土台として、古代ギリシア思想と新プラトン主義、とくにプロティノス研究で著名となる。1963年にはEPHE(高等研究実習院)のディレクター、82年にはミシェル・フーコーの推薦もありコレージュ・ド・フランスの教授に就任。2010年没。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「自然は隠れることを好む」。ヘラクレイトスの謎の箴言から、25世紀にわたる西洋世界の自然探求が始まる。慎しみ深く身を隠す女神の真の相貌をめぐって、古代哲学から現代科学にいたるまで、人間の知が繰り広げてきた思索の営みの物語。
要旨 「自然は隠れることを好む」。ヘラクレイトスの謎の箴言から、25世紀にわたる西洋世界の自然探究が始まる。慎しみ深く身を隠す女神の真の相貌をめぐって、古代哲学から中世の神秘主義、ルネサンス以降の機械論的世界観からゲーテ、ニーチェやハイデガー、そして現代科学にいたるまでの人間の知が繰り広げてきた思索の営みの物語。フーコーの信頼厚かったフランスの古典学者アド、初の邦訳。
目次 1 死のヴェール;2 自然のヴェール;3 「“自然”は隠れることを好む」;4 自然の秘密のヴェールを外す;5 プロメテウス的態度―技術による秘密の発見;6 オルフェウス的態度―言論、詩、芸術による秘密の発見;7 イシスのヴェール;8 自然の秘密から実存の神秘へ―畏怖と感嘆
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01109-2   4-588-01109-X
書誌番号 1113756910
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113756910

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