戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史 -- 幻冬舎新書 --
中村光博 /著   -- 幻冬舎 -- 2020.1 -- 18cm -- 259p

資料詳細

タイトル 「駅の子」の闘い
副書名 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史
シリーズ名 幻冬舎新書
著者名等 中村光博 /著  
出版 幻冬舎 2020.1
大きさ等 18cm 259p
分類 369.37
件名 戦争犠牲者 , 太平洋戦争(1941~1945) , 孤児
注記 文献あり
著者紹介 1984年、東京都生まれ。2010年、京都大学公共政策大学院修了後、NHK入局。現在、社会番組部ディレクター。「クローズアップ現代+」や「NHKスペシャル」などを制作。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戦争で親を失い路上生活を強いられ、「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、80歳を過ぎて、初めてその体験を語り始めた。戦後史の空白に迫り大きな反響を呼んだNHKスペシャルを書籍化。
要旨 戦争で親を失い路上生活を強いられ、「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。飢えと寒さ。物乞いや盗み。戦争が終わってから始まった闘いの日々。しかし、国も周囲の大人たちも彼らを放置し、やがては彼らを蔑み、排除するようになっていった。「過去を知られたら差別される」「思い出したくない」と口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、80歳を過ぎて、初めてその体験を語り始めた。「二度と戦争を起こしてほしくない」という思いを託して―戦後史の空白に迫り大きな反響を呼んだNHKスペシャル、待望の書籍化。
目次 プロローグ―たった70年前、ここに孤児たちがいた;第1部 戦争が終わって闘いが始まった―焼け野原に放置された「駅の子」(神戸空襲で「駅の子」になった―内藤博一さん;上野駅で見た地獄―金子トミさん;孤児の保護施設・板橋養育院の悲劇;学童疎開の犠牲者―渡辺喜太郎さん;引き揚げ孤児の悲劇―瀬川陽子さん;路上生活で視力も失う―小倉勇さん;「戦争孤児」の保護を後回しにした国;奮闘した民間の保護施設―1000人の子どもを保護した愛児の家;「靖国の遺児」と呼ばれた子どもたち);第2部 嫌われていった「駅の子」―復興から取り残され、やがて忘れられ(対策を指示したGHQ;始まった強制収容「狩り込み」;檻に閉じ込められた戦争孤児―伊藤幸男さん;復興から取り残されていく「駅の子」;路上で野良犬のように扱われる―山田清一郎さん;社会に逆らって生きると決めた―小倉勇さん;転落していった子どもたち;日本を去った戦争孤児―伊藤幸男さん;「駅の子」たちのいま);エピローグ―取材を終えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-98582-7   4-344-98582-6
書誌番号 1113757414

所蔵

所蔵は 5 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
鶴見 公開 Map 369.3 一般書 利用可 - 2066105132 iLisvirtual
神奈川 公開 Map 369.3 一般書 利用可 - 2066105175 iLisvirtual
公開 Map 369.3 一般書 利用可 - 2066072960 iLisvirtual
港南 公開 Map 369.3 一般書 利用可 - 2065876275 iLisvirtual
公開 Map 369.3 一般書 利用可 - 2066105167 iLisvirtual