差別と排除の精神史 -- 春陽堂ライブラリー --
中村隆之 /著   -- 春陽堂書店 -- 2020.2 -- 19cm -- 349,5p

資料詳細

タイトル 野蛮の言説
副書名 差別と排除の精神史
シリーズ名 春陽堂ライブラリー
著者名等 中村隆之 /著  
出版 春陽堂書店 2020.2
大きさ等 19cm 349,5p
分類 316.8
件名 人種差別-歴史 , 社会的排除
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 早稲田大学准教授、カリブ海フランス語文学研究。著書『フランス語圏カリブ海文学小史』(風響社、2011年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 人類の長い歴史の中には、他者を蔑視し排除する言葉が常に存在していた。コロンブスの新大陸発見、ナチ・ドイツによるホロコースト、そして現代日本における差別意識まで、古今東西の著作を紐解き、文明と野蛮の対立を生む人間の精神史を追う。
要旨 人類の長い歴史の中には、他者を蔑視し排除する言葉が常に存在していた。コロンブスの新大陸発見、ダーウィンの進化論、ナチ・ドイツによるホロコースト、そして現代日本における差別意識まで、古今東西の著作を紐解き、文明と野蛮の対立を生む人間の精神史を追う。人間が人間を「野蛮な存在」とみなす言葉がなぜ生み出されてしまうのか、全15回の講義から考える。
目次 イントロダクション 私たちの“闇の奥”;1 “野蛮”の源流―言語・法・宗教(西洋の“野蛮”観;文明と野蛮の構図;人種差別と奴隷制);2 啓蒙思想と科学の時代(ナチュラリストと哲学者;展示されたひとりの女性;ダーウィン『種の起源』のインパクト;『人間の由来』と社会ダーウィニズム);3 植民地主義からホロコーストへ(『闇の奥』と植民地主義;忘却されたジェノサイド;ナチズムの論理と実践;ナチ優生学と安楽死);4 日本社会の“闇の奥”(近代日本の“闇の奥”―人類館、朝鮮人虐殺、七三一部隊;ヘイトスピーチと相模原事件;“野蛮の言説”とどう向き合うか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-394-19501-6   4-394-19501-2
書誌番号 1113758990
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113758990

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