朝鮮通信使と蒹葭雅集図にみる東アジア近世 --
鄭敬珍 /著   -- 法政大学出版局 -- 2020.2 -- 22cm -- 219,38,6p

資料詳細

タイトル 交叉する文人世界
副書名 朝鮮通信使と蒹葭雅集図にみる東アジア近世
著者名等 鄭敬珍 /著  
出版 法政大学出版局 2020.2
大きさ等 22cm 219,38,6p
分類 210.55
件名 朝鮮通信使 , 国際文化交流-歴史
個人件名 木村 蒹葭堂
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1976年韓国釜山生まれ。法政大学大学院人文科学研究科日本文学(国際日本学インスティチュート)博士後期課程修了。2020年度より檀国大学日本研究所HK+研究教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日朝知識人らが筆談で交友し、生み出された貴重な記録である「蒹葭雅集図」。滞在中に朝鮮側の一人が日本人に殺害される重大事件が起きたにもかかわらず、彼らはなぜ相互理解を実現できたのか。文人の伝統や両国の異なる歴史的文脈から読み解く。
要旨 二五〇年前の日朝知識人たちが垣間見た東アジアのユートピア。江戸時代に12度来日した朝鮮通信使のうち、1764年の使行では、成大中ら庶孼(ソオル)階層出身の知識人と、木村蒹葭堂ら市井の京坂知識人らが漢文筆談で交友し、その貴重な記録として『蒹葭雅集図』が生み出された。滞在中に朝鮮側の一人が日本人に殺害される重大事件が起きたにもかかわらず、彼らはなぜ相互理解を実現できたのか。文人の伝統や両国の異なる歴史的文脈から読み解く最新研究。
目次 第1章 「文人」の交叉―一七六四年の朝鮮通信使行と蒹葭堂会との交遊(一七六四年の朝鮮通信使と庶孼;庶孼文人と蒹葭堂会の交遊 ほか);第2章 「文人世界」の共有―『蒹葭雅集図』の分析から(別号図としての『蒹葭雅集図』;『蒹葭雅集図』上の文人世界のイメージ ほか);第3章 「文人」形成と「知」の体得(成大中家における家門意識と家学;近世京坂文人の「文人」形成と儒学塾 ほか);第4章 「文人」を体現する―結社から隠逸まで(成大中と抱川での結社における諸様相;蒹葭堂会から混沌社へ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-32508-3   4-588-32508-6
書誌番号 1113759689
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113759689

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