ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代 -- 早稲田大学エウプラクシス叢書 --
山本幸正 /著   -- 早稲田大学出版部 -- 2020.1 -- 22cm -- 292p

資料詳細

タイトル 松本清張が「砂の器」を書くまで
副書名 ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代
シリーズ名 早稲田大学エウプラクシス叢書
著者名等 山本幸正 /著  
出版 早稲田大学出版部 2020.1
大きさ等 22cm 292p
分類 910.268
件名 砂の器 , 新聞小説
個人件名 松本 清張
注記 索引あり
著者紹介 1972年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業。同大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。早稲田大学大学院教育学術院で博士(学術)を取得。2018年2月に中国上海にある復旦大学外文学院日語語言文学系の副教授に就任、現在に至る。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 中年になってデビューした遅咲きの作家・松本清張は、いかにして国民的作家になったのか?そのプロセスにおいて鍵となる「新聞小説」に着目。松本清張と新聞小説との関わりを様々な角度から分析する。
要旨 ミステリーよりスリリング。学術書はエンターテインメントだ!松本清張と新聞の深い仲。暴かれる『砂の器』の真実。
目次 松本清張と新聞小説の一九五〇年代;第1部 新聞小説家と私小説家(マスメディアの中の小説家―新聞小説家としての石川達三;新聞小説家の意見―石川達三の「自由」談義;ブームとなった私小説家―川崎長太郎の読者戦略);第2部 清張、新聞小説を書く(新聞小説第一作―「野盗伝奇」論;清張は新聞小説をどう書いたのか―「黒い風土」の執筆風景;ブロック紙の読者への戦略―新聞小説としての「黒い風土」);第3部 「砂の器」を読む(全国紙の新聞小説への挑戦―「砂の器」のたくらみ;“眼”から“耳”へ―「砂の器」を聴く;「砂の器」以降の清張、あるいは新聞小説についての覚書)
ISBN(13)、ISBN 978-4-657-20802-6   4-657-20802-0
書誌番号 1113759781
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113759781

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