中国・日本・朝鮮・東南アジア -- 東方選書 --
串田久治 /編著, 青野正明 /〔ほか著〕   -- 東方書店 -- 2020.2 -- 19cm -- 280p

資料詳細

タイトル 天変地異はどう語られてきたか
副書名 中国・日本・朝鮮・東南アジア
シリーズ名 東方選書
著者名等 串田久治 /編著, 青野正明 /〔ほか著〕  
出版 東方書店 2020.2
大きさ等 19cm 280p
分類 220
件名 災害-アジア-歴史 , 説話-アジア
著者紹介 【串田久治】桃山学院大学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:失政が天変地異を招く 串田久治著. 「大地震動」は吉祥 〓東風著. 地震は神の徴か 青山亨著. 「日本」の誕生と疫病の発生 細井浩志著. 朝鮮における天変地異と予言 佐々充昭著. 沸騰する南海北山 深見純生著. 《琉球-沖縄》における海上からの「来訪者」と天変地異の「記憶」 一色哲著. 植民地支配は天変地異に代わるものだったのか 青野正明著. 天変地異は天子の責任か? 辻高広著. 天変地異はどう語られてきたか? 串田久治〔ほか〕述 深見純生〔ほか〕述 青野正明〔ほか〕述
内容紹介 これほど科学が発達した今も、「天災」を避けることはできない。歴史・宗教・地域研究者9名が、アジア各地で「天変地異」がどのように語られてきたかをひもとき、いま、自然災害にどう向き合うかを考えるきっかけを提供する。
要旨 自然現象を善政か失政かのバロメーターとし、権力者に対する圧力としても機能させた儒教。地震は仏や菩薩の神通力による「吉祥」であると説き、人びとをなぐさめる仏教。イスラームやキリスト教などの一神教が、災害を神の意思のあらわれとしていることで、信者は苦難を受け入れ、団結して復興に向かうことができた。近代朝鮮では日本の植民地支配を「天変地異」と見なし、琉球(沖縄)では、台風だけでなく軍隊なども海からの「来訪者」として受け止め、災厄を幸福へとかえる営みを続けてきた。歴史・宗教・地域研究者9名が、アジア各地で「天変地異」がどのように語られてきたかをひもとき、いま、自然災害にどう向き合うかを考えるきっかけを提供する。
目次 第1部 宗教と天変地異(失政が天変地異を招く―儒教;「大地震動」は吉祥―仏教;地震は神の徴か―イスラームの信仰と災害);第2部 王権と天変地異(「日本」の誕生と疫病の発生;朝鮮における天変地異と予言―讖緯書『鄭鑑録』に描かれたユートピア;沸騰する南海北山―スルタンの出番か);第3部 外来者と天変地異(“琉球‐沖縄”における海上からの「来訪者」と天変地異の「記憶」―ウルマ島とニライカナイをめぐって;植民地支配は天変地異に代わるものだったのか―近代朝鮮での王朝交替予言の変容;天変地異は天子の責任か?―康煕帝の地震観とヨーロッパの科学知識);座談会 天変地異はどう語られてきたか?―天変地異の両義性
ISBN(13)、ISBN 978-4-497-22001-1   4-497-22001-X
書誌番号 1113760330
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113760330

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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保土ケ谷 公開 Map 220 一般書 利用可 - 2074842030 iLisvirtual
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