Century Books -- 人と思想
熊野純彦 /著   -- 清水書院 -- 2020.2 -- 19cm -- 276,6p

資料詳細

タイトル 三島由紀夫
シリーズ名 Century Books 人と思想
著者名等 熊野純彦 /著  
出版 清水書院 2020.2
大きさ等 19cm 276,6p
分類 910.268
個人件名 三島 由紀夫
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1958年、神奈川県に生まれる。1981年、東京大学文学部卒業。現在、東京大学文学部教授。著書に『西洋哲学史 古代から中世へ』(岩波書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「昭和」を駆けぬけるように生きた三島由紀夫。その政治的行動の背後にある、ひとりの文学者としての生と思考の軌跡を明らかにする…。三島文学になにを見いだすか、あるいは、そもそもなにも見いださないのか。三島由紀夫の決定版評伝。
要旨 三島由紀夫(一九二五~一九七〇年)は大正末年に生まれ、昭和の三分の二ほどの時間を駈けぬけるように生き、多くの作品を遺して壮絶な最期を遂げた。戦中すでに耽美的な少年作家として登場し、戦後は無軌道なアプレ・ゲール世代を代弁する青年小説家としても健筆をふるい、やがて古典主義とロマン主義がみごとに結合した代表作『金閣寺』を発表して、創作活動のひとつの頂点をむかえる。文学者としての華やかな経歴のかたわら、三島はのちに「楯の会」を結成して、自衛隊への体験入隊を繰りかえした。三島がただことばを玩んでいたのではなかったことを、ひとびとは一九七〇年十一月二十五日に知ることとなる。本書は、最後の傑作『豊饒の海』にいたる、主要作品の系列を読みなおすことで、その政治的行動の背後にある、作家・三島由紀夫の生と思考の軌跡をあきらかにする。三島死後五十年を期して上木される、決定版評伝である。
目次 はじめに―三島由紀夫と高橋和巳;序章 一九七〇年十一月二十五日;第1章 「三島由紀夫」の誕生;第2章 再出発と花形作家への道;第3章 古典主義とロマン主義とのあいだで;第4章 『豊饒の海』、あるいは時間と永遠とのはざま;終章 『天人五衰』、あるいは一九七〇年十一月二十五日ふたたび
ISBN(13)、ISBN 978-4-389-42197-7   4-389-42197-2
書誌番号 1113762242

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