新生児医療の奇妙なはじまり --
ドーン・ラッフェル /著, 林啓恵 /訳   -- 原書房 -- 2020.2 -- 20cm -- 287,13p

資料詳細

タイトル 未熟児を陳列した男
副書名 新生児医療の奇妙なはじまり
著者名等 ドーン・ラッフェル /著, 林啓恵 /訳  
出版 原書房 2020.2
大きさ等 20cm 287,13p
分類 493.95
件名 新生児 , 小児医療-アメリカ合衆国-歴史-20世紀
個人件名 クーニー,マーティン
注記 原タイトル:THE STRANGE CASE OF DR.COUNEY
注記 文献あり
著者紹介 【ドーン・ラッフェル】ジャーナリスト、伝記作家、短編作家。長年、雑誌編集者を務め《オプラ・マガジン》の創刊に携わった。コロンビア大学MFAプログラムで創作を教え、サンクトペテルブルクやモントリオール、リトアニア、ニューヨークなど、世界各地で文学セミナーを受け持っている。現在はフリーの編集者、書評家としても活躍。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 何千人もの未熟児の命を救った奇跡の箱…。保育器を広めたのは、見世物小屋で未熟児たちを「陳列」した、自称「医師」の興行師だった。新生児医療の奇妙な始まりを描く、驚くべき歴史ノンフィクション。貴重図版多数。
要旨 20世紀初頭、ドクター・クーニーと名乗る興行師が、華麗なる口上を繰り広げ、万国博覧会やコニーアイランドで大成功を収めた。男が売り物にしたのは体重わずか2ポンドの「未熟児の展示」。しかし真の目的は、赤ん坊たちを救い、当時はまだ珍しかった保育器を全米の病院に広めることだった―。ナチスにも影響を与えたアメリカの優生思想。健康な赤ん坊が賛美される一方で、未熟児たちは医師たちに見捨てられた。そんななか、七千人もの未熟児を救った興行師はその功績を称えられることもなく、ひっそりと歴史の闇に消えていった。本書では貴重な証言をたどり、謎に満ちた男の軌跡と、新生児医療の黎明を明かす。
目次 プロローグ 息吹;第1部 発明の父たち(赤ちゃん好きは万国共通;死んでいないのに死亡広告;ショーマン誕生 ほか);第2部 適者生存(科学と産業の大行進;著名なるマーティン・アーサー・クーニー(COUN´EY)医師の登場;ゼリーを壁に打ちつけるが如し:クーニー愛好家の後継者 ほか);第3部 黒いコウノトリ(空白地帯;魔法にかけられた人生;ジュリアス・ヘスの大活躍 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-562-05731-3   4-562-05731-9
書誌番号 1113762674

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 493.9 一般書 利用可 - 2065951625 iLisvirtual
書庫 493.9 一般書 利用可 - 2066157280 iLisvirtual