琵琶を持たない琵琶法師の旅 --
広瀬浩二郎 /著   -- 伏流社 -- 2020.1 -- 20cm -- 286p

資料詳細

タイトル 触常者として生きる
副書名 琵琶を持たない琵琶法師の旅
著者名等 広瀬浩二郎 /著  
出版 伏流社 2020.1
大きさ等 20cm 286p
分類 369.275
件名 視覚障害者
著者紹介 自称「座頭市流フィールドワーカー」。1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、触文化論。01年より国立民族学博物館に勤務。現在はグローバル現象研究部・准教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 全盲の文化人類学者である著者は、「健常者・障害者」「強者・弱者」「文明・未開」という近代的な二項対立を乗り越え、触常者(視覚障害者)と見常者(健常者)の豊かな異文化コミュニケーションの可能性を提案する。
要旨 「健常者/障害者」「強者/弱者」「文明/未開」という近代的な二項対立を乗り越え、触常者と見常者の豊かな異文化間コミュニケーションの可能性を提案する。本書は、世間の障害観に一石を投じる触常者発の触発の書である。「野生の勘」と「未開の知」をキーワードとし、本書で語られる著者自身の「無視覚流ライフ」を追体験してみよう!
目次 「野生の勘」と「未開の知」;第1部 人類学―「目に見えない世界」のフィールドワーク(無文字文化の沃野を歩く―東海大学での講演会(二〇一八年一二月)から;文化相対主義に基づく障害研究の可能性;五感で味わう、五感を味わう);第2部 博物館―触文化研究の現場(多様な「from」を育む博物館―日本ミュージアム・マネージメント学会大会での基調講演(二〇一七年六月)から;国立民族学博物館からの発信;偏差知からの脱却―知的障害者との協働の意義 ほか);第3部 射真集「我が半年」―二〇一八年七月~一二月『日本経済新聞』連載コラムから(三本足の役割;災害弱者は復興強者;さわる絵本展 ほか);盲人と海
ISBN(13)、ISBN 978-4-9910441-3-7   4-9910441-3-8
書誌番号 1113763011

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
都筑 公開 Map 369.2 一般書 利用可 - 2066672541 iLisvirtual