小谷量子 /著   -- 勉誠出版 -- 2020.2 -- 22cm -- 496,9p

資料詳細

タイトル 歴博甲本洛中洛外図屏風の研究
著者名等 小谷量子 /著  
出版 勉誠出版 2020.2
大きさ等 22cm 496,9p
分類 721.4
件名 洛中洛外図 , 屏風絵
注記 索引あり
著者紹介 早稲田大学教育学部教育学科卒業、公立中学校教員、京都造形芸術大学大学院芸術研究科修士課程(通信教育)、日本女子大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。現在日本女子大学文学部史学科学術研究員、東京家政大学非常勤講師。専門は日本中世史・日本美術史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:歴博甲本洛中洛外図屏風研究史と本書の構成. 歴博甲本洛中洛外図屏風 将軍邸近辺の空間構造. 歴博甲本洛中洛外図屏風に描かれた比丘尼御所の住持. 歴博甲本洛中洛外図屏風に描かれた歌絵. 三条西邸鶯合と近衛邸の風呂. 祇園会再興と足利義澄. 足利義澄の観能と参内. 宝鏡寺・南御所の所領と歴博甲本に描かれた白布. 歴博甲本制作契機と『融通念仏縁起絵巻』. 室町後期における歌絵享受. 歌絵・物語絵の表現手法. 「伊勢物語」二十三段 筒井筒について. 藤原重雄氏「上杉本「洛中洛外図屏風」をめぐる新説について-行列従者・輿の理解-」について反論. 歌・物語絵としての歴博甲本洛中洛外図屏風
要旨 「歌・物語絵屏風」だった現存最古の洛中洛外図屏風。芸術志向の近現代絵画とは異なる中世絵画の特徴をふまえ、歴博甲本に描かれた主題、注文者、そして作者を明らかにする。絵の中に巧に隠された「歌・物語」の中に、制作を命じた将軍のメッセージが残されている。
目次 序論 歴博甲本洛中洛外図屏風研究史と本書の構成;第1部 歴博甲本洛中洛外図屏風に描かれた戦国期京都について(歴博甲本洛中洛外図屏風 将軍邸近辺の空間構造;歴博甲本洛中洛外図屏風に描かれた比丘尼御所の住持);第2部 歴博甲本洛中洛外図屏風に描かれた歌・物語絵(歴博甲本洛中洛外図屏風に描かれた歌絵;三条西邸鴬合と近衛邸の風呂;祇園会再興と足利義澄;足利義澄の観能と参内;宝鏡寺・南御所の所領と歴博甲本に描かれた白布;歴博甲本制作契機と『融通念仏縁起絵巻』);第3部 室町後期歌絵(室町後期における歌絵享受;歌絵・物語絵の表現手法);補論 「伊勢物語」二十三段 筒井筒について;補論 藤原重雄氏「上杉本「洛中洛外図屏風」をめぐる新説について‐行列従者・輿の理解‐」について反論;結論 歌・物語絵としての歴博甲本洛中洛外図屏風
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22257-6   4-585-22257-X
書誌番号 1113764829

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