山岸常人 /著   -- 勉誠出版 -- 2020.2 -- 27cm -- 642,8p

資料詳細

タイトル 日本建築の歴史的評価とその保存
著者名等 山岸常人 /著  
出版 勉誠出版 2020.2
大きさ等 27cm 642,8p
分類 521.8
件名 建築(日本)-保存・修復 , 文化財保護-日本
注記 索引あり
著者紹介 昭和27年生まれ。京都大学名誉教授。専門は日本建築史。工学博士(東京大学)。主な著書に『中世寺院社会と仏堂』(塙書房、平成2年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:歴史的建造物の調査・研究と保存. 文化財保護の課題. 歴史的建造物の調査・評価・保存. 文化財建造物保存の実態と歴史研究. 寺社建築の調査方法. 法隆寺の棟札と棟木銘. 近世寺社建築における十八世紀. 仏堂の近世的特質. 近世の寺院建築の特質. 真宗寺院本堂の宗派的特質と地域性. 近江の寺院建築の特質. 紀州の寺社建築. 播磨の仏堂と多宝塔. 島根県下の神社拝殿小考. 讃岐の寺社建築. 朽木谷の民家形式. 茅葺屋根の小屋構造. 近江の大工. 丹波・播磨・但馬・摂津の大工と建築. 近代の寺社建築と工匠. 発掘遺構・建築遺構と復原. 先史・古代の建築技術. 先史・古代建築遺構の復原的考察. 発掘遺構からみた中世仏堂. 湯屋の復原 ほか5編
要旨 私たちをとりまく社会・環境には、様々な時代に建てられた多種多様な建造物が混在している。これらの建造物は、過去から現在まで積み重ねられた記憶、即ち歴史の蓄積を伝えており、それらが残され、使い続けられることにより、生活が豊かで味わいのあるものとなっている。しかし、経済優先の現代社会においては、一面的かつ短絡的な価値判断により、多様な価値を有する歴史的建造物の意義が見失われ、破壊や場当たり的な改変がなされている。歴史的建造物をどのように調査するのか、調査した建造物の特質をどのように読み取るのか、その特質を踏まえてどのように保存を行ってゆくべきなのか、その保存のための制度の課題は何か。長年にわたり調査・研究・保存に携わってきた知見より、歴史的建造物を保存し将来に伝えて行くための考え方と、その具体的な事例を提示する。
目次 第1部 建築遺構の歴史的評価;第2部 近世寺社建築を読む―調査方法と近世建築の特質;第3部 地域における近世寺社建築の特質;第4部 民家の技法と特質;第5部 工匠と建築;第6部 発掘遺構の復原的考察;第7部 文化財建造物の保存修理の理念と方法;第8部 震災と文化財
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22268-2   4-585-22268-5
書誌番号 1113766240
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113766240

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