ひつじ研究叢書 --
新野直哉 /著   -- ひつじ書房 -- 2020.2 -- 22cm -- 288p

資料詳細

タイトル 近現代日本語の「誤用」と言語規範意識の研究
シリーズ名 ひつじ研究叢書
著者名等 新野直哉 /著  
出版 ひつじ書房 2020.2
大きさ等 22cm 288p
分類 814
件名 日本語-語彙-歴史-明治以後 , 言語変化
注記 欧文タイトル:A Study of“Misuse”and Norm Consciousness in Modern Japanese
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1961年秋田県出身。東北大学大学院博士課程単位取得退学。宮崎大学教育学部教員を経て、国立国語研究所員(現在、准教授)。博士(文学)。主な著書・論文『現代日本語における進行中の変化の研究―「誤用」「気づかない変化」を中心に』(ひつじ書房、2011年)、「大正期『文藝春秋』の記事に見られる言語規範意識」『近代語研究』20(武蔵野書院、2018年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「誤用」・言語規範意識について. 言語規範意識記述を日本語史研究資料としてどう考えるか. “全然”に関する国語学者浅野信の言語規範意識. 『青い山脈』〈昭和22年〉の「全然同意ですな」について. 平成期新聞記事に見られる“全然”に関する言語規範意識. 慣用句“気がおけない”の「誤用」について. “世間ずれ”の「誤用」について. “名前負け”の「誤用」について. “嗚咽”の「気づかない意味変化」について. 昭和前期の総合月刊誌における新資料. その1 「現代語考」〈昭和10年〉. 昭和前期の総合月刊誌における新資料. その2 「語学者ばかりの座談会」〈昭和11年〉. 昭和10年代の国語学・国語教育・日本語教育専門誌に見られる言語規範意識. 新資料「ひまわり女学生新用語辞典」〈昭和25~27年〉について
目次 「誤用」・言語規範意識について;1 副詞“全然”をめぐる言語規範意識について(言語規範意識記述を日本語史研究資料としてどう考えるか―2人の研究者の“全然”をめぐる記述を例に;“全然”に関する国語学者浅野信の言語規範意識―昭和10年代を中心に;『青い山脈』(昭和22年)の「全然同意ですな」について―「変な軍隊用語」とは?;平成新聞記事に見られる“全然”に関する言語規範意識);2 現代日本語の「誤用」「気づかない意味変化」の事例について(慣用句“気がおけない”の「誤用」について;“世間ずれ”の「誤用」について;“名前負け”の「誤用」について;“嗚咽”の「気づかない意味変化」について―一般雑誌記事を契機とした言語変化研究の一例);3 昭和期言語研究・言語規範意識研究のための新資料について(昭和前期の総合月刊誌における新資料(その1)「現代語考」(昭和10年);昭和前期の総合月刊誌における新資料(その2)「語学者ばかりの座談会」(昭和11年);昭和10年代の国語学・国語教育・日本語教育―専門誌に見られる言語規範意識;新資料「ひまわり女学生新用語辞典」(昭和25~27年)について)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8234-1011-6   4-8234-1011-4
書誌番号 1113766242
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113766242

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