速水香織 /〔著〕   -- 文学通信 -- 2020.2 -- 22cm -- 447p

資料詳細

タイトル 近世前期江戸出版文化史
著者名等 速水香織 /〔著〕  
出版 文学通信 2020.2
大きさ等 22cm 447p
分類 023.1
件名 出版-日本-歴史-江戸初期
注記 索引あり
著者紹介 1974年三重県生まれ。2007年、皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程国文学専攻修了。博士(文学)。中京大学非常勤講師、同朋大学非常勤講師、皇學館大学文学部助手を経て、現在、信州大学学術研究院人文科学系日本文学分野准教授。専門は日本近世文学、出版文化史研究。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:はじめに-出版文化の発達は、社会・文芸のあり方に、どのような変容をもたらしたのか-. 貞享・元禄期における三都の出版書肆. 元禄末年の江戸出版界. 正徳・享保期における江戸出版界と上方浮世草子. 中山道関連書籍の出版に見る三都本屋仲間の相克. 近世前期文芸における大神宮と伊勢参宮. 『好色五人女』巻二「情を入し樽屋物かたり」における「ぬけ参り」の意味. 遊女となった息女. 開業時期の様相と出自. 営業初期の出版活動. 営業地と所付の問題. 松葉貞倚. 付表 万屋清兵衛出版年表
要旨 江戸の大衆文化を作りあげた書肆たちの活動とは。断片的な情報しかのこされていない、享保期以前の江戸出版会とその文化を明らかにする。
目次 第1編 近世前期における江戸出版界の諸相(貞享・元禄期における三都の出版書肆―西鶴本板元を中心に;元禄末年の江戸出版界―上方との係わりにおいて;正徳・享保期における江戸出版界と上方浮世草子―『武徳鎌倉旧記』出版の背景;中山道関連書籍の出版に見る三都本屋仲間の相克);第2編 文芸の創出と出版文化―物語の要素に映る社会(近世前期文芸における大神宮と伊勢参宮;『好色五人女』巻二「情を入し樽屋物かたり」における「ぬけ参り」の意味;遊女となった息女―『武家義理物語』巻五の四「丸綿かづきて偽りの世渡り」の視点);第3編 江戸書肆万屋清兵衛(開業時期の様相と出自;営業初期の出版活動;営業地と所付の問題;松葉貞倚―出版活動・執筆活動素描);付表 万屋清兵衛出版年表
ISBN(13)、ISBN 978-4-909658-24-1   4-909658-24-6
書誌番号 1113766622

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 023.1 一般書 利用可 - 2067436159 iLisvirtual