曖昧な喪失と受容の物語 --
金菱清 /編   -- 新曜社 -- 2020.3 -- 19cm -- 224p

資料詳細

タイトル 震災と行方不明
副書名 曖昧な喪失と受容の物語
著者名等 金菱清 /編  
出版 新曜社 2020.3
大きさ等 19cm 224p
分類 369.31
件名 東日本大震災(2011) , 福島第一原発事故(2011) , 環境社会学
著者紹介 1975年大阪生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、社会学博士。現在 東北学院大学教養学部地域構想学科教授。専攻 環境社会学・災害社会学。主著『生きられた法の社会学――伊丹空港「不法占拠」はなぜ補償されたのか』(新曜社、2008)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:踊りの中で生き続けるもの 新野夢乃著. なぜ津波と原発災害後も、故郷の記憶は風化しないのか 関颯都著. ある行方不明家族の“もやいなおし” 牧野大輔著. 家族の思い出と記憶のコールドスリープ法 福田浩也著. 震災の記憶と感情の行方不明 雁部那由多著. ある宗教者を変えた肉親の死 茂木大地著. 死を追認しない供養のあり方 松永祐太朗著. 「区切り」から読み解く行方不明者遺族の歩み 本田賢太著. 原発災害後の“宙づり”状態を脱して 庄司貴俊著. 牛飼いとして曖昧に生きる意味 石田晃大著. 生活再建のなかの慰霊碑建立 石田晃大著 伊藤理南著 蛭田優介著. 行方不明の土地をつなぎとめる「偽」アート 野尻航平著. 儀礼文化の伝承は最も確実な災害の記憶装置なのだろうか 林承緯著
内容紹介 あの日、故郷と家族は姿を消した。だが、いまもそばにいると感じる瞬間、楽しさと懐かしさがこみあげる。大震災と原発災害によって喪われたつながりをもとめて、人と土地の記憶を手繰り寄せる12の物語。
要旨 あの日、故郷と家族は姿を消した。だが、いまもそばにいると感じる瞬間、楽しさと懐かしさがこみあげる。大震災と原発災害によって喪われたつながりを求めて人と土地の記憶を手繰り寄せる12の物語。
目次 踊りの中で生き続けるもの―行方不明者と故郷と想起‐福島県浪江町請戸・田植踊;なぜ津波と原発災害後も、故郷の記憶は風化しないのか―漁師文化と海への礼儀作法‐浪江町請戸地区;ある行方不明家族の“もやいなおし”―旅をする父、娘を身近に見守る父母‐宮城県美里通・石巻市門脇;家族の思い出と記憶のコールドスリープ法―夫の明るい姿を想起させる心の回復法とコミュニティの順応力‐宮城県南三陸町志津川;震災の記憶と感情の行方不明―失われた記憶と家族関係‐東松島市大曲地区;ある宗教者を変えた肉親の死―曖昧な喪失の当事者になるとき‐東松島市大曲地区;死を追認しない供養のあり方―本音と向き合う遺族の葛藤とレジリエンスの獲得‐石巻市蛇田・南浜町;「区切り」から読み解く行方不明者遺族の歩み―妻の遺骨が見つかるまでの節目と再生‐気仙沼市杉ノ下地区;原発災害後の“宙づり”状態を脱して―農地への働きかけを継続する仮定的な予見‐福島県南相馬市;牛飼いとして曖昧に生きる意味―原発避難区域に戻った元酪農家の変化‐南相馬市小高区;生活再建のなかの慰霊碑建立―遺族の心情をつなぐ震災犠牲者の鎮魂‐宮城県南三陸町西戸地区;行方不明の土地をつなぎとめる「偽」アート―荒浜「偽バス停」の仕掛けとオモイデバスツアーの成功‐仙台市若林区荒浜;儀礼文化の伝承は最も確実な災害の記憶装置なのだろうか―台湾雲林県口湖、四湖の牽水状儀式
ISBN(13)、ISBN 978-4-7885-1671-7   4-7885-1671-3
書誌番号 1113767371
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113767371

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