極限の体験、リアルとの出会い -- 関西学院大学研究叢書 --
西山けい子 /著   -- 新曜社 -- 2020.3 -- 20cm -- 326p

資料詳細

タイトル エドガー・アラン・ポー
副書名 極限の体験、リアルとの出会い
シリーズ名 関西学院大学研究叢書
著者名等 西山けい子 /著  
出版 新曜社 2020.3
大きさ等 20cm 326p
分類 930.28
個人件名 ポー,エドガー・アラン
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1959年生まれ。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程単位取得退学。専門はアメリカ文学。龍谷大学教授を経て、2013年より関西学院大学文学部教授。共著に『メディアと文学が表象するアメリカ』(英宝社、2009年)、『災害の物語学』(世界思想社、2014年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:分身と死. 都市の欲望. 黒猫の棲む領界. 生を破壊する力. フィードラーの〈暗黒の力〉再考. 妖精のカヌー、地の精の城. ポーにおける〈生きられる時間〉. 死なない身体の喜劇. 『ユリイカ』における限界の思考. 空飛ぶ時代の墜落の夢想. ポーと映画. 疫病のナラティヴ
内容紹介 19世紀前半の作家でありながら、今なお読者を魅了してやまないエドガー・アラン・ポー。その魅力を、怪奇小説、探偵小説の祖というだけでなく、多様な作品を具体的に取り上げて、常に境界を超出してリアルに出会おうとする現代的作家資質に見出す。
要旨 境界を超えて“リアル”に触れる。ポーの描く恐怖はなぜ今なおわれわれに響くのか、その本質はどこにあるのか。分身物語、庭園幻想、宇宙論などをとおして、その核心に迫る。
目次 第1部 自己と分身(分身と死―「ウィリアム・ウィルソン」と「群集の人」;都市の欲望―「群集の人」と探偵小説の誕生);第2部 破滅へと誘う力(黒猫の棲む領界;生を破壊する力―「告げ口心臓」における不安のありか;フィードラーの“暗黒の力”再考―ポーと悪の問題);第3部 生のなかの死、死のなかの生(妖精のカヌー、地の精の城―ポーの幻想の風景;ポーにおける“生きられる時間”;死なない身体の喜劇―ポーにおける笑いと不気味なもの);第4部 宇宙へ向かう想像力(『ユリイカ』における限界の思考―科学の言説と詩の言語;空飛ぶ時代の墜落の夢想―「ハンス・プファールの無類の冒険」);第5部 無気味と死をめぐる文化表象(ポーと映画;疫病のナラティヴ―ポー、ホーソーン、メルヴィル)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7885-1669-4   4-7885-1669-1
書誌番号 1113767899

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 930.2/ホ 一般書 利用可 - 2071979418 iLisvirtual