古代から近代にかけての12の問いかけ --
神崎忠昭 /編, 野元晋 /編, 納富信留 /〔ほか〕著   -- 慶應義塾大学言語文化研究所 -- 2020.2 -- 22cm -- 299p

資料詳細

タイトル 自然を前にした人間の哲学
副書名 古代から近代にかけての12の問いかけ
著者名等 神崎忠昭 /編, 野元晋 /編, 納富信留 /〔ほか〕著  
出版 慶應義塾大学言語文化研究所 2020.2
大きさ等 22cm 299p
分類 112
件名 自然哲学-歴史
著者紹介 【神崎忠昭】慶應義塾大学文学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。専門はヨーロッパ中世史。主要業績:『ヨーロッパの中世』(慶應義塾大学出版会、2015年)、『断絶と新生――中近世ヨーロッパとイスラームの信仰・思想・統治』(編著、慶應義塾大学出版会、2016年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:タレス、あるいは自然哲学の誕生 納富信留著. トマス・アクィナスにおける「自然」の理解 上枝美典著. 西洋中世の存在論における「自然」概念の位置づけについて 山内志朗著. プロティノスにおける自然美 樋笠勝士著. 宇宙創造の再現としての神働術 土橋茂樹著. 「照明学の師」スフラワルディーの自然論から 野元晋著. キトミール考 鎌田繁著. 適正な時の把握を目指して 岩波敦子著. 中世ヨーロッパにおける占星術と世界観 神崎忠昭著. 進化論と世界の美的統一について 粂川麻里生著. 柳宗悦の自然観と絨毯 鎌田由美子著. ロシアにおける自然と人間 谷寿美著
内容紹介 私たち人間は「自然」を前にしたとき、どのような思想的営為を展開してきたのか。ギリシャ・ローマとイスラーム世界を中心に、文明の根幹にある自然観の多様な現れ方を再検討する、慶應義塾大学言語文化研究所、最新の研究成果。
要旨 私たち人間は「自然」を前にしたとき、どのような思想的営為を展開してきたのか。古代から近代にいたるまで、その意義を検討する。
目次 1 自然/本質の追究―タレス、あるいは自然哲学の誕生(トマス・アクィナスにおける「自然」の理解―キリスト両性論を手がかりにして;西洋中世の存在論における「自然」概念の位置づけについて);2 存在の連環のなかで―プロティノスにおける自然美(宇宙創造の再現としての神働術―新プラトン主義的自然神学の哲学的背景;「照明学の師」スフラワルディーの自然論から―『照明の叡智学(哲学)』から第2部第3論考訳注 ほか);3 星を見つめて(適正な時の把握を目指して―カロリング朝の文教政策と暦算法(computus)論争;中世ヨーロッパにおける占星術と世界観―ニコル・オレームの事例から);4 近代の「ためらい」(進化論と世界の美的統一について―ゲーテ自然学の観点から;柳宗悦の自然観と絨毯―日本における遊牧民絨毯の受容とその背景 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2670-0   4-7664-2670-3
書誌番号 1113768488
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113768488

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