小説・映画・戯曲 --
森本淳生 /編, ジル・フィリップ /編   -- 水声社 -- 2020.3 -- 20cm -- 228p

資料詳細

タイトル マルグリット・デュラス〈声〉の幻前
副書名 小説・映画・戯曲
著者名等 森本淳生 /編, ジル・フィリップ /編  
出版 水声社 2020.3
大きさ等 20cm 228p
分類 950.28
個人件名 デュラス,マルグリット
著者紹介 【森本淳生】1970年、東京都生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。専攻、フランス文学。著書に、『小林秀雄の論理』(人文書院、2002年)、編著に『〈生表象〉の近代』(水声社、2015年)、訳書に、W・マルクス『オイディプスの墓』(水声社、2019年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序-〈声〉の幻前 森本淳生著. 「夜明けの光」のセレナーデを歌うのは誰か? 森本淳生著. 声なき身体、静かなる犯罪 立木康介著. デュラス、〈声〉をめぐるエクリチュールの試み 関未玲著. 声とまぼろしの風景 橋本知子著. どのように呼びかける〈呼ぶ〉のか 澤田直著. 声の宛て先 ジョエル・パジェス=パンドン著 岩永大気訳. デュラスは本当に声の作家だったのか? ジル・フィリップ著 森本淳生訳
内容紹介 日仏国際シンポジウムの成果論文集。小説で描かれる電話の声、映画に見られるオフの声など、マルグリット・デュラスの作品にはつねに、何処からとも知れず到来する「声」の存在があった。中間的な領域をたゆたう「幻前する声」に狙いを定める。
要旨 小説、戯曲、そして映画に至るまで「ヌーヴォー・ロマン」の枠を超えた活動でいまなお読みつがれるマルグリット・デュラス(1914‐1996)。小説で描かれる電話の声、映画にみられるオフの声など、その作品にはつねに、何処からとも知れず到来する“声”の存在があった。本書が狙いを定めるのは、日常性には還元できない中間的な領域―現前と不在、生と死―をたゆたう“幻前する声”にほかならない。
目次 1 虚空と沈黙(「夜明けの光」のセレナーデを歌うのは誰か?―『かくも長き不在』における“声”の幻前;声なき身体、静かなる犯罪―『イギリスの愛人』に寄せて);2 映画と“声”(デュラス、“声”をめぐるエクリチュールの試み―声の現前と不在の間で;声とまぼろしの風景―デュラス、ストローブ=ユイレ、ポレ、足立における移動撮影);3 新たなる視角へ向けて(どのように呼びかける(呼ぶ)のか―マルグリット・デュラスにおける名前の力;声の宛て先―デュラスとヤン・アンドレア;デュラスは本当に声の作家だったのか?)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0474-0   4-8010-0474-1
書誌番号 1113768499
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113768499

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