日本人の精神を何が縛っているのか? -- 筑摩選書 --
橋爪大三郎 /著   -- 筑摩書房 -- 2020.3 -- 19cm -- 285p

資料詳細

タイトル 皇国日本とアメリカ大権
副書名 日本人の精神を何が縛っているのか?
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 橋爪大三郎 /著  
出版 筑摩書房 2020.3
大きさ等 19cm 285p
分類 155
件名 国体の本義
注記 文献あり
著者紹介 1948年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学者。東京工業大学名誉教授、大学院大学至善館教授。主な著書に『はじめての構造主義』(講談社現代新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 人びとはなぜ、昭和の総動員体制に巻き込まれていったのか?敗戦で「アメリカ大権」になったのを、鋭敏な知識人ですら直視しないのは、なぜか?戦前の「聖典」たる『国体の本義』を解読し、戦前・戦後を貫流する日本人の「無意識」を浮かび上がらせる。
要旨 戦前、多くの日本人が「国体」思想に飲み込まれ、戦争に動員されていった。なぜ日本人は、この流れに抗えなかったのか?総力戦に敗北した後、天皇は連合国軍最高司令官に「従属」する形となった。実際にはアメリカ大権となっているにもかかわらず、鋭敏な知識人ですら、それを直視できずにいるのはなぜか?戦時期に教育の場で広く読まれ、国民に深甚な影響を与えた『國體の本義』の解読をとおして、戦前・戦後を貫流する日本人の精神の「無意識」を問う。ふたたび日本が内閉しようとしている今、来し方行く末を考えるに際し、必読の書!
目次 序論 『國體の本義』の恐ろしさ;第1部 『國體の本義』を読む(天壌無窮の神勅;天皇;臣民;国史;国土と国民;祭祀と道徳;学問と科学;政治・経済・軍事;結語;国体のゆくえ);第2部 天皇親政とアメリカ大権(なぜ天皇親政説なのか;天皇の近代;アメリカ大権;三島と吉本と国体と;大東亜共栄圏の残照);結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01694-2   4-480-01694-5
書誌番号 1113769429
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113769429

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